ワニが棲む川に、6歳息子を投げ入れた両親を逮捕。右手を失った状態で発見、インド

    インドで、ワニが多く棲息する川に、6歳の息子を投げ入れたとして、息子の両親が逮捕された。息子は翌日、遺体となって発見された。

    インド・カルナータカ州のダンデリで、ワニが棲息する川に6歳の息子を投げ入れ、死なせたとして、息子の両親が逮捕された。

    警察の発表によると、5月4日夜、母親が少年を川に投げ込んだという。

    地域ボランティアやダイバー班も捜索に参加したが、少年は見つからなかった。その後、周囲が暗くなったため、捜索は一時中断された。

    翌5日、少年は川から遺体となって発見された。少年の遺体には、ワニに噛まれた無数の痕が残っており、右手は噛みちぎられていた。

    地元メディアによると、夫婦は、少年の養育をめぐって口論していたという。少年には、言語障がいがあった。

    夫婦で口論になった際、夫は妻に「子どもを捨てればいい」と提案していたことがわかった。

    夫婦は、インドの刑法302条(殺人罪)に問われている。終身刑、あるいは罰金刑、およびその双方が課される可能性がある。