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宝くじ、同じ番号を“間違えて”2枚買っていた男性に奇跡。当せん額が…

米メリーランド州に住む男性が、2等の宝くじを2枚購入し、合計3億円の当せん金を獲得した。ミラクル当せんは、男性のあるミスが原因だった。

米メリーランド州に住む男性が、100万ドル(約1億5000万円)の宝くじ2本を購入し、見事どちらも当選。合計200万ドル(約3億円)の高額当選を果たした。

運営元のMaryland Lotteryによれば、男性は4月1日、アメリカで人気の宝くじ「パワーボール」を、地元のコンビニエンスストアで購入。

男性はその際、宝くじの販売端末にある「リプレイ機能」を利用していた。

リプレイ機能は、購入者が古いくじを持参すれば、既存のくじで賭けたときと同じ数字を再利用できるという仕組み。宝くじを販売する店舗で購入した場合のみ、利用できる。 

男性は、普段から宝くじを購入するわけではなく、賞金が100ドル以上に跳ね上がっているときのみ購入するという。

男性は、古いくじを保管しており、今回も同じ番号で賭けた。

しかし男性は、古いくじのいくつかを、うっかり2度、リプレイ機能を使って購入したことに気がつかなかったという。

翌日、パワーボールの当せん番号を調べると、2等(約1億5000万円)に当せんしていることが判明。

すぐさまに妻に連絡し、喜びを分かち合った2人だが、男性は「まだチケットが残っているんだ。2枚目の100万ドルのチケットも当たっていたらどうしよう」と妻に告げたそう。

続きを確認すると、最初の2等賞と同じ数字の宝くじを買っていたことがわかり、合計で3億円を獲得したというわけだ。

男性は匿名で応じたMaryland Lotteryの取材に対し、「びっくりした」「ダブルで当せんするなんて考えてもみなかった」と話す。2人は賞金を投資に使う予定だという。

USA TODAYによれば、「パワーボール」は、米国内のガソリンスタンドやコンビニエンスストアで購入でき、一部の州ではオンラインでも購入できる宝くじ。

5つの白玉(1〜69までの数字)と1つの赤玉(1〜26までの数字)、合計6つの数字がすべてそろえば1等となる。

地元メディアは、今回当せんした男性は、白玉5つをそろえたため、2等当せんになったと報じている。