米デルタ航空機の緊急脱出スライドが、着陸後に誤って展開するできごとがあった。
膨らんだスライドは、付近に停まっていたケータリング車両を直撃した。
事故があったのは、現地時間4月15日。米ニューヨーク発のデルタ航空62便が、目的地の英ロンドン・ガトウィック空港に到着した後のことだった。
航空メディアPYOKによれば、同便の乗客はすでに飛行機を降りたあとだったという。乗員乗客にケガはなかった。
事故発生時、飛行機は折り返し便の準備中だったとみられている。
SNSに投稿された写真には、機体前方右側のドアからスライドが飛び出し、ケータリング車両の上に直撃する様子が写っている。
こちらは、別角度から撮影された写真。前方右側のドアだけスライドが展開する、異様な光景がとらえられている。