サッカーのクリスティアーノ・ロナウド選手が、試合後の「ある行動」により、国外追放の危機に瀕している。
ロナウド選手はマンチェスター・ユナイテッドやレアル・マドリードなどで活躍し、現在はサウジアラビア1部アル・ナスルでプレーする。
Twitterに投稿された1本の動画に、その瞬間が収められていた。4月18日(現地時間)に行われた対アル・ヒラル戦での一幕だ。
このプレーがアル・ヒラルのファンの反感を買ったのか、ファンはロナウド選手のライバルでもあるアルゼンチン代表リオネル・メッシ選手の名前を繰り返し唱えた。
動画では、観客席から「メッシ!メッシ!」という叫び声が聞こえる。
ロナウド選手がこれを不快に思い、股間をわざと触ったのではないかと推測されている。
動画がネットで拡散されると、法律家のヌーフ・ビンアフマド氏は次のようにツイートした。「公共の場で股間を触る行為は、公然わいせつ罪にあたる。(ロナウド選手のように)外国籍の人の場合でも、逮捕または国外追放の対象になる」
同氏は、サウジアラビアの検察当局に申し立てをしたと明かした。
現地のスポーツジャーナリスト、オスマン・アブバクル氏は、ロナウド選手の行為はモラルに反しており、サウジアラビアのサッカー連盟はロナウド選手との契約を切るべきだと主張している。
SNSでは「国外追放されるべき」「サッカーを辞めたほうがいい」「彼を責めないで」など賛否が集まっている。