経済産業省は8月23日、レギュラーガソリンの店頭価格が1リットルあたり183.7円となり、約15年前の過去最高値に肉薄しています。14週連続の値上がりとなりました。
経産省の発表によると、今週(8月21日時点、全国平均)のガソリンの店頭価格は、前週と比べで1.8円値上がりし、1リットルあたり183.7円でした (日本エネルギー経済研究所石油情報センター調査)。2008年8月に記録した最高値185.1円に近づいています。
なお、いまは政府が補助金を石油元売り会社に支給しているため、発表された価格は抑制された価格です。経産省は補助金がなければ来週(8月28日時点)のガソリン価格が1リットル196.0円になると推計しています。
補助金は9月末まで支給する予定と期限を定めています。岸田文雄首相は8月22日、ガソリンの高騰への対策をまとめるよう与党に指示しました。