離婚、起業、老後マンション、不妊治療…「諦めた時、始まった」。人気アナウンサー、結婚式1周年で人生を振り返る

    元日本テレビのフリーアナウンサー、宮崎宣子さんが結婚式から1年経ったことを期に、自らの半生を振り返りました。

    元日本テレビアナウンサーの宮崎宣子さんが7月25日にInstagramを更新。結婚や妊娠について振り返りました。

    宮崎さんは不妊治療の末に第1子を妊娠し、44歳で出産予定だと7月20日に公表していました。

    今回の投稿で宮崎さんは、1年前に挙げたという結婚式の写真を公開。「ちょうど1年たったんだなぁとしじじみしていました」と写真を見ながら、自らの半生に思いをはせたそうです。

    投稿は「諦めた時から始まった人生」と書き出します。

    38歳で個人事務所を設立し、老後のマンションを地元の宮崎県に購入。離婚を経験してから「着々と1人で生きてゆく準備を始めました」と振り返ります。

    40歳で今のパートナーと会った時にも、当初は思いが変わらなかったとのこと。2年間の交際を経て結婚することになり、「なんだか不思議な感じ」だったそうです。

    結婚後は不妊治療を始めますが、「やってもやってもうまくいかない」状況に直面。何度も治療期間を中断したり、気分転換をしたりしながら、「いつまで続けたらいいのか終わりのない絶望感」があったとつづります。

    そこで治療の期限を2022年度の後半まで、区切ることに。

    不妊治療のさまざまな方法を試したものの、できることがなくなってしまったため、医師に「これでやめます!」と宣言し、最後の治療に挑んだそうです。

    この時は「諦め半分、もうこれで不妊治療をしなくてよくなる安堵感半分だった」と複雑な胸の内を明かしました。

    そして、第1子を妊娠しました。

    宮崎さんは「考えてみれば、諦めた時から、結婚の機会を得て、諦めた時に、妊娠しました」と共通点を発見。「人生何が起こるか分からないと言いますが、諦めた時からが、私の新たなスタートを迎えているように思います」と振り返ります。

    その上で「諦めることは良くないことだと思っていましたが、手放すことで得られる何かがあるのかも」と不思議な巡り合わせを表現しました。

    ネットの反応は……?

    この宮崎さんの投稿には、感動したり勇気づけられたりしたとの声が集まっています。

    「感動しました」

    「泣いちゃうじゃん」

    「勇気を頂く話」

    「背負ったものを降ろし、心に少しの余裕が生まれたからなんですかね? そう上手くことはあまりはありませんが俺も仕事でそんなことがたまーーーにあります」