金の国内小売価格が初めて1グラム1万円を突破しました。地金商最大手の田中貴金属工業が8月29日に発表した販売価格は1グラム1万1円(税込み)となり、史上最高値を更新したことになります。
主な要因は、外国為替市場で 1ドル=146円台まで円安が進み、円建ての国内金価格が上昇したこと。また金は鉱物として、希少性が高く「安全資産」とも呼ばれており、 世界経済の景気の先行きが不安視されていることも、金の価格を押し上げています。
これまでの金価格は景気を反映してきました。1970年代末に一気に上昇したものの2000年台まで下落傾向が続きました。2000年代後半から2008年のリーマン・ショック、2020年からのコロナ禍、2022年のロシアのウクライナ侵攻などで上昇してきました。
ネットの反応は……?
金の価格の上昇に、ネットからは
「もう買い時は無いですよね…?( •᷄ὤ•᷅)」
「昔は1000円くらいだったのになぁ」
「買っとけば良かった🥺」
などの声が上がっています。