
「死ぬまでに行きたいヨーロッパ」だと、パリやローマが最も人気だけど、今回は全力でブダペストをオススメさせて!
美味しい食事、素敵なバー、のんびりとした町の雰囲気、自然、ユニークな通りなど、ブダペストにはあなたの求めるものがすべて揃っている。
その中でも一番なのは、物価が安いこと!
ブダペストのホステルは1泊約870円程度。ホステルの雰囲気が好きではない、あるいは大人数での旅行の場合は、1泊約3300円で、とても良い感じのAirbnbに泊まることもできる。
高速で効率的なメトロ(地下鉄)やトラムで、簡単にすばやく町中を移動できる。運賃は片道約160円、1日乗車券は約600円だ。
大きな町だと、どこから旅を始めていいかわからない?
ご心配なく!ブタペストの週末旅行ですべきことをピックアップしたので紹介しよう。予算は5500円以内。
1日目

グレートマーケットホールのコーヒーから、一日を始めよう。
ブダペストのグレートマーケットホール(中央市場ホール)は人気の観光スポット。
ゆったりするような場所ではないが、歴史的な建築物を見ながら、朝の一杯のコーヒーを飲むことができる、まさに一石二鳥の場所なのだ。
最上階に行くのは避けておこう。観光客向けに、商品を高値で売る売店が並んでいる。
正面入り口は観光客で溢れかえっているので、それを避けるためにCsarnok Tér側の入り口から、メインフロアに入ろう。マーケットには、果物や野菜、肉、チーズ、スパイスなど、様々な種類の生鮮食品を扱う店がたくさんある。
Rózsavölgyiのスタンドでは、最高のコーヒーを味わうことができる。お腹が空いたら、角を曲がってすぐのところに、レーテシュ(ハンガリーのシュトゥルーデル)を売るお店がある。チェリーかアップルポピーシードが最高だが、すべてのメニューが美味しい。
費用:コーヒーとペイストリーで合計約200円
川岸を散歩して、美しい景色を楽しもう。

マーケット観光を終えたら、自由橋まで少し歩こう。ブダペストは、ブダとペストの二つの地区に分けられている。
ブダ地区は、ペスト側よりも高級住宅地が多いエリアだ。自由橋を渡ってブダ地区へ。川岸を歩くと、数々の名所を見ることができる。
左側には、お城のような建物、漁夫の砦がある。街の風景を一望したければ、歩いて上ってみよう。
さらに川沿いを歩くと、Instagramで一度や二度は見たことがある、荘厳な国会議事堂が見えてくる。
もし歩く気分じゃなかったら、自転車や e-scooter(電動キックボード)をレンタルすることもできる。道路側にあるドック・ステーション(専用駐輪場)を見つけよう。
費用:自転車レンタル、約200円/30分
Belvárosi Disznótorosのランチでエネルギー補給。
このアンソニー・ボーディンが認めたレストランはベーシックだけど、味は間違いない。肉料理を売りしにているレストランなので、肉を食べない人には別の場所が良いかもしれない。
店に入ると、ガラスケースの中に様々な種類のお肉が並んでいる。特別冒険したい気分でない限りは、クラシックなメニューを選おう。パン、ソーセージとマスタードなどが無難だ。
定番のホットドッグみたいに見えるかもしれないが、ホットドッグよりはるかに美味しいと誓ってもいい。肉と言えば、ハンガリー人に任せるのが得策だ。
費用:食事代、約300円
ドリンク飲みながら、太陽の下を散策しよう。
ブダペストはパーティーシーンで有名だが、ブタペストをよく知るのに夜遊びをする必要はない。
ブダペストで有名なものといえば、廃墟バーだ。少なくとも2〜3時間かけて楽しもう。
このバーは、数十年前に市内のユダヤ人街にあった老朽化した建物を改装されたもの。見所はたくさんあるが、午後にKőleves kertとその中庭は必ず見ておこう。ワインやカクテルを片手に(最高のアイスコーヒーもあります)、レインボーストライプのデッキチェアでゆっくりできる。
最も有名な廃墟バーはSzimpla。混雑を避けて日没前に行けば、その広大なエリアや部屋をすべて探索することができる。
ワイン専門のバー、クラフトビールのバー、独創的なカクテルのバーなど、部屋ごとに様々なタイプのバーがある。
費用:ワインまたはビール一杯、約100円
定番のハンガリー料理でお腹を満たそう。
お酒を何杯か飲んだあとは、必ず何か食べたくなるもの。こんな時はラーンゴシュで酔いを覚まそう。
特に夜遊びした後、地元の人たちに人気なのがラーンゴシュだ。ラーンゴシュは、パンケーキのような平たい揚げパンにチーズやサワークリームがのったもの。
Szimplaのすぐそばのフードトラックが集まる公園にもあり、ブタペストNo.1のラーンゴシュを求めてRetro に行ってみても良いだろう。
費用:約130円
ブダペストで一番の大衆酒場で地元の人たちと交流しよう。
廃墟バーは、観光客も地元の人々も集う場所だが、本物のローカル体験を求めるなら、Józsefvárosのすぐ近くにある大学を訪れよう。
Krúdy Sörözőではほとんどが学生に優しい価格で、親しみやすい雰囲気とおすすめのドリンクメニューが揃っている。
音楽の生演奏が好きな人は、角を曲がったところにあるパンクバーのTrafikがおすすめ。ここでは頻繁にライブ演奏が行われている。
費用:ドリンク代、約100円
夜のしめは油っぽい料理で。
ブダペストはパーティーの方法を知っているだけでなく、締め方も知っている。特にバーがあるエリアでは、深夜、または24時間営業している飲食店がたくさんある。
すべてのコーナーにケバブジョイントがあり、フライドポテトで満たされた巨大なドナラップを約100円で楽しめる。
それ以外の場合、 PizzaMe はオーブンから新鮮なピザを2ドルでスライスしてくれる。大盛のメニューが好きな人は、 Padthai Wokbar の大盛り麺を食べてみよう。わずか数百円だ。これが非常においしい。
費用:約300円
2日目

ブランチで二日酔いを吹き飛ばそう。
騒いだ夜の解毒剤として、美味しい料理が大事なことは誰もが知っている。幸いなことに、ブダペストには素晴らしいブランチを食べることのできる場所が、いくつもある。
もっと高級なメニューを食べたい場合は、ユダヤ人街の Mazel Tov に行ってみよう。 Mazel Tovは、オーガニックの朝食と美味しいコーヒーを提供する、風通しが良くて美しい空間だ。ブダペストの相場からすると少し高いが、朝食とカクテルで1000〜1600円程度だ。
少し寒い時期だったら、Lumenが最適。Lumenはすべてコンクリートと磨かれた木でできており、植物と自然光で満たされている。素晴らしい朝食メニューを楽しめるし、腕のいいバリスタもいる。
費用:約1000円
日中は温泉に浸かりながら。
Bors GasztroBárで遅めのランチ。
サンドイッチは好き?
Borsにはブダペストで一番のサンドイッチがある。おそらくヨーロッパで一番かも。バゲットは分厚く、具沢山。いろいろなメニューがあるが、BBQポークまたはスパイシーハンガリアンがおすすめだ。
注意:量がとても多いので、すごくお腹が空いている時以外は、ハーフサイズでちょうど良い。お昼時は混雑するが、午後2時以降は落ち着いて過ごせる。
費用:約300円
マルギット島散策。

マルギット島は、ドナウ川の真ん中にあり、街の中心にある細長い緑のオアシスだ。
町の川岸と橋でつながっており、ゆったりとした午後を過ごすには最適な場所。芝生に座ってくつろごう。
噴水ショーを見たり、屋外ビアガーデンで過ごしたり、島を一周するトラックを散策しよう。自転車やローラーブレードをレンタルすることもできる。
費用:無料!
最後の食事には、定番のハンガリー料理を楽しもう。
ハンガリー料理は驚くほど種類豊富だ。その中でも、ぜひ試してほしい「本物の味」は、小さなレストランKarcsi Vendéglőが提供してくれる。チキンパプリカッシュがおそらく一番象徴的なハンガリー料理だが、定番のグヤーシュもお忘れなく。
費用:約500円
費用総額:約5,130円!!!
もちろん他にホテル代や交通費もかかるし、お酒をたくさん飲みたい人はこれに上乗せしてほしい。それでも安い!
この記事は英語から翻訳・編集しました。