マーベルヒーローたちのキャスティング裏話。クリス・エヴァンスは当初、あの大役を断っていた！！

マーベルヒーローたちのキャスティング裏話をご紹介。映画『キャプテン・アメリカ』のクリス・エヴァンスは当初、役のオファーを断っていたんだって！知ってた…？👀

1. ヒュー・ジャックマン：ハンサムすぎてウルヴァリン役を逃すところだった。

20th Century Fox

X-MENシリーズの脚本家、デイヴィッド・ヘイターは、オーディションをこう振り返ります。

「最初にセリフを読み上げた時、ヒューはオーディションに合格しませんでした。演技は良かったんですが、性格が良くて、背もとても高くて、ハンサムすぎて…。なので、ウルヴァリンのイメージとは違うという話になったんです」

2. ジェイソン・モモア：『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズのドラックス役を辞退。

Fiona Goodall / Getty Images / Marvel Studios

理由は、彼が演じてきた他のキャラクターと似ているため。

「デイブ（・バウティスタ）はドラックス役にピッタリだと思います。無口で、体に色を塗って、シャツを脱ぐというような役を、私はたくさんやってきましたから」

3. エイサ・バターフィールド：『スパイダーマン』のオーディションに参加していた。

Mike Marsland / WireImage / Marvel Studios

エイサは最終的にすべてうまく行ったと考えている様子。『スパイダーマン』と代表作の『セックス・エデュケーション』の両方に出演することは不可能だったと思うと語りました。

4. ホアキン・フェニックス：『ドクター・ストレンジ』役を辞退。

Robin L Marshall / FilmMagic / Marvel Studios

ドクター・ストレンジ役の有力候補にあがっていたホアキンですが、マーベル・スタジオ側との交渉後、契約実現には至りませんでした。

その後のインタビューで、ホアキンは「交渉が決裂したことで最終的には、（ホアキン側とスタジオ側の双方にとって）最善の方向に物事が進んだ」と説明しています。

5. クリス・エヴァンス：『キャプテン・アメリカ』役を当初は断っていた。

Marvel Studios

家族とセラピスト、ロバート・ダウニー・ジュニアと話した上で、出演を許諾したそう。

ポッドキャスト番組「アワーズ・チャッター（Awards Chatter）」で、クリスは2010年当時、不安症やパニック発作に悩まされており、出演を見送ることにしたと明かしました。その後、クリスは周囲の人との相談を重ね、出演を受け入れたということです。

「人生で最高の決断だったと思います。ケビン・ファイギ（マーベル・スタジオの社長）が粘り強く助けてくれたおかげで、大きな過ちを犯さずに済みました」

6. セバスチャン・スタン：『キャプテン・アメリカ』役の最有力候補だった。

Marvel Studios

マーベル・スタジオのケヴィン・ファイギとスティーブン・ブルサールは、セバスチャンを起用したがっていましたが、プロデューサーのジョー・シルバーは、過去にクリス・エヴァンスと仕事をしたことがあり、クリスが適役だと考えたようです。

セバスチャンはバッキー・バーンズ / ウィンター・ソルジャー役として、MCUと『キャプテン・アメリカ』の物語に欠かせない存在になりました。

7. アマンダ・セイフライド：『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズのガモーラ役を辞退。

Michael Loccisano / Getty Images / Marvel Studios

ポッドキャスト番組「アワーズ・チャッター（Awards Chatter）」で、アマンダはこう語っています。

「しゃべる木とアライグマの映画なんて誰が観るんだ？と思っていました。明らかに私が間違っていましたね」

8.ブリー・ラーソン：『キャプテン・マーベル』役を2回辞退していた。

Marvel Studios

内向的な自分に、MCUのヒーロー役は向いていないと考えたことが理由だといいます。

ケーブルテレビSYFYのインタビューで、こう語りました。

「私にはできない。不安すぎるし、無理な話だと思いました」

ブリーが出演を許諾するまで、マーベル側からは3回のオファーがあったようです。彼女自身は毎回断るよう関係者に伝えていたものの、周囲の人たちはブリーが適役だと考えていたため、実際にはオファーを断っていなかったという裏話がありました。

9. チャドウィック・ボーズマン：『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズ、ドラックス役のオーディションを受けていた。

Gareth Cattermole / Getty Images for Disney

受かる予想はしていなかったものの、経験のために参加したそうです。テレビ番組「ザ・トゥナイト・ショー」にて、人脈づくりのためにも参加したと語りました。

10. ブラッドリー・クーパー：『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』ロケット役への抜擢に、マーベル側幹部は困惑していた。

Theo Wargo / Getty Images for Karl Lagerfeld, Marvel Studios

監督のジェームズ・ガンは、困惑するマーベルの幹部にこう言い放ったそうです。

「だって、彼を雇ったのは、彼がすごい役者だからですよ。そこが肝心なんです。キャラクターを作り上げてくれているんです」

11. シム・リウ：『シャン・チー／テン・リングスの伝説』主演の候補にあがった、唯一の俳優だった。

Marvel Studios

マーベルの元プロダクション幹部、ヴィクトリア・アロンソはこう明かしています。

「次の手はなかったんです。彼しかいませんでした。キャラクターに対しての情熱に、目を見張るものがありましたから」

この記事は英語から翻訳・編集しました。翻訳：大久保 拓哉