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「レイプを助長」批判を受けたヒット曲を性的同意の歌詞に。「私の体は“モノ”じゃない」

2013年にリリースされた『ブラード・ラインズ』。歌詞に性暴力を連想させる表現が含まれていると、批判を浴びました。あれから8年。23歳の女性が同曲を「性的同意」の歌詞に書き換え、話題を呼んでいます。

2013年にリリースされた『ブラード・ラインズ~今夜はヘイ・ヘイ・ヘイ♪~』を覚えていますか?

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同曲は、歌手ロビン・シックの18枚目のシングルで、第56回グラミー賞で「最優秀レコード」など、3部門にノミネートされました。

曲名に使われている「Blurred Lines」は、物事が曖昧ではっきりしない状況のことを指すときに使う表現です。

歌詞には、「I know you want it(言わなくても)俺にはわかる、ほしいんだろ」など、性暴力を連想させる表現が含まれておりレイプを助長している、という批判を浴びました。

今年、同曲のMVに出演したモデルのエミリー・ラタコウスキーは、撮影現場での悪質なセクハラを告発。

曲がリリースされてから8年が経った今年。トロントに住むデヴォン・コールさん(23)が、『ブラード・ラインズ』を性的同意の歌詞に書き換え、話題を呼んでいます。

「あなたは私が言っていることを理解しようとしていない。右から左へと聞き流しているだけ」という歌詞でデヴォンさんの替え歌は始まります。

「曲は30分ほどで完成した」とデヴォンさん。

デヴォンさんの投稿には130万いいね!が付き、「原曲の歌詞よりも好き」という声が多く集まりました。

デヴォンさんは、幼少期から歌うことが大好きだったと言います。

替え歌を思いついたきっかけを「(原曲の歌詞は)修正が必要だと思ったから」と話します。

✨デヴォンさんのインスタグラム:@devonmcole

✨TikTok:@devoncolemusic