英BBCラジオ番組「Desert Island Discs」に登場したモデルのケイト・モス。10代の頃、身の危険を感じる撮影現場から逃げ出した過去を明かした。
当時、15歳だったケイト。とある下着カタログの撮影中、男性カメラマンからブラを外すように指示されたという。
「当時、私はたったの15歳でした。着ていた服を脱ぐように指示されました」
「私は上の服を脱ぎました。すると今度は、ブラを外すよう言われたんです」
「そこで、私は何かがおかしいと感じ、自分の服を持ってその場から逃げたんです」
この一件は、ケイトの勘を鋭くさせたという。「1キロ以上先からでも、悪い奴を見分けることができるようになった」と話す。
ケイトは、1992年に行われた下着ブランド『カルバン・クライン』のキャンペーン撮影についても、番組内でふり返っている。
撮影は、男性俳優とトップレスで行われた。「いい思い出ではなかった。自分が弱く感じ、怖かった」とケイトは話す。
撮影前の1-2週間はベッドから起き上がることができず、不安症状に悩まされていたことを明かした。
そんなケイトは2016年、自身のモデル事務所を設立。所属モデルがより安全な撮影を行うことができるよう、同伴者も現場に行かせるようにしているという。
「それが私にできることだから」とケイトは話す。また、同じくモデルとして活躍する19歳の娘には、先輩モデルとして、こうアドバイスしたという。
「自分がやりたくないなら…自分が心地よいと感じないなら…撮影をする必要はない。モデルになりたくないなら、なる必要もないと伝えました」
インタビューの全容は、番組のホームページからチェックできる。
モデルのケイト・モスが、撮影現場から逃げ出した過去を明かした。当時15歳だったケイトは、トップレスになるよう男性カメラマンから指示されたという。