体形に悩む男性のために…。男性シンガーが明かした過去「過食を繰り返していた」「他人と比較していた」

    シンガーソングライターのエド・シーランが、2023年5月5日にニューアルバム『-(サブトラクト)』をリリースする。雑誌のインタビューで、ボディ・イメージについて赤裸々に語った。

    ※この記事には、摂食障害に関する記述があります。

    ニューアルバム『-(サブトラクト)』を5月5日にリリースする、シンガーソングライターのエド・シーラン。雑誌のインタビューで、自身の体形に関する過去の葛藤や摂食障害について言及した。

    ローリング・ストーン紙4月号のインタビューに答えたエドは、他の男性シンガーたちと自身の外見を比較していたと明かした。

    「私はものすごく自意識過剰なんです。それにもかかわらず、他のポップスターたちと比較され続ける業界に入りました」

    「ワン・ダイレクションの人気絶頂期に私もこの業界で活躍するようになり、なんで私の腹筋は割れていないんだろう、と自己嫌悪に陥っていました。ケバブとビールばかり食べたり飲んだりしているだからだろうと自分を責めました」

    「ジャスティン・ビーバーやショーン・メンデスとコラボしたときは、常に自分と比較していました。彼らはなんて素晴らしい体形をしているんだろう、なんで私はこんなに太っているんだろうと」

    体形や体重へのこだわりが強まり、ついにはエドは摂食障害に陥ったという。

    「過食を繰り返していました。健康な食生活とは、ほど遠いものでしたね。いろいろな食べ物をドカ食いしていました」

    男性の自分がボディ・イメージについて言及することに対して、躊躇(ちゅうちょ)してしまっていたと続けたエド。

    しかし、同じような悩みを抱える男性のためにも、積極的に発信していくべきだと話す。

    「私個人は男性として、体形などの問題について発言することを気まずいと感じてしまいます。男性が発信することについて、ポジティブに思う人もいれば、複雑な感情を抱く人もいるだろうから」

    「でも、男性がこう言った問題を正直に発信することはいいことだと思います。多くの男性が同じような悩みを抱えているのに、隠していると思うので」