スーパーモデルが語る、トラウマを乗り越えて自分を愛すること。

    #MeToo運動を広めているスーパーモデル。彼女は侮辱を乗り越え、あらゆるサイズが認められるために戦うこと、そして彼女自身を愛することを学んだ。

    女性誌『コスモポリタン』のイギリス版の10月号でテス・ホリデイがレイプされた経験と、彼女が抱えるメンタルの問題を明かした。

    Independent UKによると、ホリデイはレイプだと当初気付かなかった。「私は彼に夢中だったけど、セックスはしたくなかった。でも彼は無理やり私の上にまたがってきた」

    ホリデイは2017年1月から今年の春まで、「人生で最も最悪の精神状態」だったことも告白した。

    もっと早くから、自身の体を愛することができてれば、と思っていたホリデイ。その後、Instagramで「#effyourbeautystandards 」というアカウントでキャンペーンが始まったという。

    体型を冷やかす人に反論するために、始めたアカウント。「『太りすぎて着こなせないよ!』とか、『ちゃんと隠して!誰もそんなの見たくない』と言ってくる人がいることに怒りも悲しみも感じていた」

    ホリデイの完璧な顔とスタイルを『コスモポリタン』の表紙で目にできたことを嬉しく思う人々が、Twitterで声援を寄せた。

    Do I have any UK friends who is willing to get this and send it to me? I'll send you the $$. I'm literally crying because this! Seeing someone with a body like mine on @Cosmopolitan is the most amazing feeling! #TessHoliday #effyourbeautystandards #bodypositivity https://t.co/vS6CrIUXCA

    「誰かこの雑誌を買って送ってくれるイギリスの人はいない?お金は送るから。これを見て本当に泣いた!私と似た体型の人をコスモポリタンで見て、最高の気分なの」

    また、メディアや雑誌の表紙でホリデイのような人物が取り上げられる意義を、人々は訴えた。

    How many young women would have been out enjoying life knowing they're beautiful as they are, rather than crying over why they don't look like they "should", if photos like this were more prevalent? https://t.co/yhvnuWwRFG

    「もしこの表紙がもっと広まって、女性達があるべき姿でいるよりもありのままの姿の方が美しいと知れたら、どれだけ人生を楽しめるでしょう」

    体が、サイズや形、色、性的指向において一つに限定されないことも。

    More body diversity in media please. That includes women, men and non-binary. https://t.co/FyfLi8q5qG

    「メディアはボディの多様性をもっと伝えて。女性も、男性も、ノンバイナリー(non-binary:性別を男女に特定しない人)のことも」

    すべての女性に、どんなサイズであれ自分の体を素直に、ポジティブに認めることを広めようとしているホリデイの偉大な活動を、本当に尊敬している。イケてるよ!クイーン!!

    この記事は英語から翻訳・編集しました。翻訳:藤原哲哉