凍った川で動けなくなった子ジカ、消防士に助けられる

    毛布で温まった後は、飛び跳ねて走り去ったとさ。

    寒い季節に氷の上に出かけていくのは楽しみだが、一歩間違えると、危険な状況になることもある。先日カナダで、ある野生の子ジカが凍った川に落ち、消防士たちが救出に向かった。

    4人の消防士が冷たい水の中から子ジカを救出した。

    子ジカは低体温症になっていたとみられる。消防士たちは、子ジカに毛布をかけ、回復するまで40分間見守った。

    子ジカが温まったころ、消防士たちは毛布をはずした。そうしたら、子ジカは飛び跳ねて走っていったという。

    「シカの救助がいい話だということだけではなくて、氷は危険だということを思い出して欲しかったんだ。子どもがよく氷の上で遊ぼうとするけれど、体重が軽くてもこの子ジカのように、危険な目に遭うことはある」