キリンビールは日本初の糖質ゼロビール「キリン一番搾り 糖質ゼロ」を10月6日に発売すると発表した。発泡酒や新ジャンルではなく、ビールカテゴリー初の糖質ゼロ商品だ。

開発のきっかけは、研究者のパパ友がお花見の席で「ビールが好きだけど体型も気になるから、せめて一杯だけ」という嘆き。
これを機に、ビール好きな人が気兼ねなく飲める美味しいビールを作りたいと考えるようになったという。
またこのきっかけが無ければプロジェクト自体が実現しなかったとも語る。
キリンビールの布施社長は健康系ビールユーザーでないことを前提として「スッキリしている。とても飲みやすくてバランスが取れてる」と感想を語った。

ビールを取り巻く状況は今年10月の酒税改正により大きく変化する。350ml缶1本あたり約7円が減税される。消費者はよりビールを手に取りやすくなり、中長期的に販売数量の伸長が期待される。