Posted on 2018年2月4日

    女子高生の“制服あるある” 地域ごとに比べてみると…

    大手制服メーカーで研究を続けてきた専門家に聞きました

    “日本で一番スカートが長い”地域がどこか知っていますか?

    Vichie81 / Getty Images

    それは、神戸だと言われています。

    「神戸のお嬢さん学校は昔からスカートが長いので、ほかの学校もマネするんです」

    そう語るのは、大手制服メーカー・株式会社トンボで20年ものあいだ制服を研究してきた佐野勝彦さん。

    「『軽々しくスカートを巻き上げたり、文化を変えたりしません』っていう“神戸っ子”のプライドがありますね。東京で流行った現象をそのまま鵜呑みにしない傾向があります」

    イラスト:光文社

    朝ドラ『べっぴんさん』にも登場したように、名門の女子校がたくさんある神戸。

    短いスカートを履いていると「“昨日今日来たばっかりの子”と思われてしまう」と言う高校生もいるそうです。

    逆に“一番短い”と言われているのは…

    Ken226 / Getty Images

    佐野さんによれば、新潟は“日本で一番スカートが短い県”として有名なのだといいます。

    「新潟のやんちゃな高校が修学旅行で沖縄に行ったとき、スカートの短さが話題になったんです。それが新潟の教育委員会の耳に入って、スカートを長くする運動を始めました。それで、そういうイメージがついたのかもしれません」

    実は、地域でぜんぜん違う“制服事情”。

    Getty Images / Via Photos.com

    全国の高校生にインタビュー調査を続け、『女子高生 制服路上観察』を出版した佐野さんに、各地の制服事情について聞きました。

    冬になると“ムートンブーツ”が登場する、雪国地域。

    Amazon / Via amazon.co.jp

    北海道をはじめとする雪国では、雪が降るとモコモコの足元になる子が多いといいます。

    「生足の子も東京と同じくらいいますよ。みんな『寒い!』と言ってますけど」

    「秋田は制服をアレンジしてる子が少ないです。岩手は我が道をいくスタイル。ジャケットの上にダウンみたいなものを着て、ストールを巻いたりしてます。おしゃれな感じの長靴を履いてる子もいますね」

    「結局、関東の子」ではまとめられない関東圏。

    Paylessimages / Getty Images

    関東圏は、都心とそれ以外でかなり違うそうです。

    「都心部の高校は、髪の毛を派手に脱色している子が意外と少ないです。都心から遠い高校のほうが多い」

    「やっぱり新しいアレンジが生まれてくるのは東京からなんですが、都内でも区によって雰囲気がぜんぜん違います」

    “隠れネックレス”が多い名古屋。

    Hirona Kobashi / BuzzFeed

    「名古屋では隠れネックレスをしている子が多かったですね」

    シャツの下にこっそりアクセサリーをしているそうです。

    ちょっと変わったセーラー服が伝統の福岡。

    Joel-t / Getty Images

    福岡は、セーラー服が特徴的。

    「襟のVゾーンが深いセーラー服が多いです。私たちは“福岡式”と呼んでいます。最近は小さめの襟が流行ですが、福岡ではなぜか昭和30年くらいからずっと変わらないんです」

    また、九州は“ギンガムチェック”の制服が多いそう。

    「福岡や佐賀、大分は、ブルーの格子状のチェックのスカートが多いですね」

    制服の“聖地”は岡山。

    Maroke / Getty Images

    実は、岡山は大手制服メーカーが集まっている地域。

    「新しいユニフォームの実験場です。制服トレンドの発信地になっています」

    株式会社トンボで最初にブレザーを導入した高校は、岡山の高校なのだそうです。

    みなさんの地域の高校生たちは、どんな制服を着てるでしょうか👀