スマホの むこうに ピカチュウが あらわれた!

ポケモンGOが日本に上陸してから、はやくも二週間が経ちました。
世界全体で推定1億ダウンロードを突破し話題になる一方、「飽きた」の声もちらほら聞こえてきます。
思い出してほしい、これでピカチュウと歩いたあの頃を。

1998年に発売された「ポケットピカチュウ」です。
画面のなかには一匹のピカチュウ。持ち歩くと「ワット」が溜まり、それをピカチュウにあげることができます。
みんな外に出て、がんばって歩いていましたね。ある意味、ポケモンGOの前身かもしれません。
リアル・ポケモンずかん、おぼえてる?

こんなものも売ってました。
なぜかスケジュールをメモする機能や電卓の機能がある、ポケモンずかんのおもちゃです。
機能は少ないけれど、アニメそのままの見た目にワクワクしましたね。
それが今や、スマホのアプリでポケモンずかんを開ける時代になりました。
赤緑が発売された1996年。ポケモンはケーブルを通る存在だった

第1作目のゲームが発売されたのは、いまから20年前の1996年です。当初、ポケモンの交換にはケーブルが用いられました。
ゲーム機は、ちょうど「ゲームボーイ」が使用されていた時代です。

こんなのも装着したな…。

2004年に発売された「ファイアレッド」「リーフグリーン」に付いてきたのが、このワイヤレスアダプタです。
少し離れているところからポケモンを交換できたとき、なんだか感動しましたね。
2013年には3D化され、ぐっとリアルに。

その後もポケモンゲームは進化し続けます。
2013年には3DS版ソフトが発売されました。あの頃、ドット絵だったポケモンも、今じゃ3D。
ポケモンの、ずっと変わらないテーマ

以前、株式会社ポケモン広報はBuzzFeedの取材に対し、こう述べていました。
「ポケモンはゲームを楽しむ上でも、人と人をつなぐ仕組みを担っていると思います」
デバイスや通信手段の進化はあっても、この普遍的な要素は変わらないそう。
「リアルな世界も、バーチャルな世界も、ポケモンの存在を通して、豊かな世界としてリンクしていくことが理想です」