恋愛映画よりも……。女性が選ぶ“デート映画賞” 意外な結果に

    初デート向き部門、1位はあの作品

    “デート向き”映画が集結。

    対象となるのは、2015年11月頃から2016年10月頃のあいだに劇場公開され、2017年2月頃までにブルーレイやDVDでリリースされる作品たち。

    東宝や20世紀フォックスなどのDVDメーカーがおすすめのタイトルをノミネートし、映画好きの女性353人が審査しました。

    「初デート向き部門」、「親密カップル向き部門」、「吊り橋効果部門」の3つの部門で大賞が選ばれています。

    初デートには、宇宙をさまようあの映画。

    【初デート向き部門】大賞:『オデッセイ』(72票)

    初デート向けとして人気を集めたのは、話題となった大作SF。

    「笑いあり、感動ありの話なので、観やすく、初デートにピッタリ」や「がっつり恋愛映画だとラブシーンが気まずいので、トラブルが起こってドキドキしつつ、ラストはすっきりさせてくれるこの作品にしました」などのコメントが集まっています。

    その他、「青春時代を思い出し、学生の頃の話で盛り上がれそう」などの理由から『青空エール』(70票)も人気。

    『グランド・イリュージョン 見破られたトリック』(61票)も「趣味趣向を選ばない娯楽作品」のため、初デート向きだと考える人が多いようです。

    気心知れた相手と観るなら、グッと胸にくる作品。もしくは…

    【親密カップル向き部門】大賞:『世界から猫が消えたなら』(93票)

    「なぜこの世に物や人が必要なのかとか、たくさん考えさせられる話なので語り合えると思う」や「生きていく上で大切にしたいことが描かれているので、2人で共有するのに良い内容」といったコメントが集まっています。

    また、反対に『デッドプール』(87票)のような刺激強めの映画も人気です。

    続いて、『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』(42票)も多くの票を集めました。

    「親密な2人ならどんな映画でもありだと思うけど、派手な話題作はやっぱりネタになるのでデートに良さそう」とのこと。

    吊り橋効果大賞は、いろんな意味でドキドキ。

    【吊り橋効果部門】大賞:『007 スペクター』

    「アクションのドキドキハラハラ感が味わえるのはもちろん、恋愛面でも『あれ?ボンドがいつもとはちょっと違うぞ』という一面が観られたので、いろいろな意味で吊り橋効果アリだと思います!」など、アクションだけじゃない楽しみ方ができるところが人気な様子。

    その他、ワールドトレードセンターでの綱渡りに挑戦した大道芸人の物語『ザ・ウォーク』(72票)も吊り橋効果部門でたくさんの票を獲得しています。

    『インデペンデンス・デイ:リサージェンス』(50票)も票を集め、“吊り橋効果”と言いながらホラーはあまり支持を得ない結果に。

    「ホラーやサスペンスは個人の好みがあると思うので、ドキドキならSF系の洋画大作が良いと思う」などの意見がありました。