意外と短いから要注意! メイク用品の「使用期限」を調べてみた

    去年の日焼け止め、使っていいの?

    期限があるのは知っているけれど、タイミングがわからない。“化粧品の使用期限”について調べてみました。

    1.口紅は未開封なら3年が目安

    口紅は唇に直接塗るものなので、化粧品の中でも特に注意したいですね。





    資生堂ワタシプラスは、「未開封なら3年が目安」としています。

    未開封の状態で保管されていたのであれば、安心して使える目安は3年間ほど。

    この使用期限は、口紅に限らず、化粧品全般に言えることです。

    購入した時期を忘れてしまった口紅がまだ使えるか確認する方法も同サイトで紹介されています。

    まず、見た目で色や形に異常がないか確認します。次にニオイが変わっていないか確認します。

    さらに手の甲などに塗布してみて、使い心地を確認いただき、いずれも問題なければお使いいただけます。

    すぐ唇につけることはせず、順を追って確認するといいそうです。


    2.ファンデーションは半年

    こちらも肌に直接塗るものなので、気になるところです。





    24h cosmeは、「使用開始後は半年が目安」としています。

    現在、使用期限は設けておりません。通常の化粧品と同じようにお使いいただけます。

    しかし、合成防腐剤を使用しておりませんので、なるべく清潔に保ち、ご使用開始後は6ヶ月程を目安に使い切っていただくことをおすすめいたします。

    また、ファンデーションを使っていると表面がブツブツになってしまうことがありますが、それは使用期限と関係がないようです。

    Kaneboは、「表面を軽く削ると元のように使用できる」としています。

    パウダーファンデーションには保湿効果や肌への密着性などを高める目的で、粉体と共に保湿剤や成型剤が配合されています。

    そのため、スポンジでファンデーションを取るときに力が入り過ぎたり、同じ場所ばかりこすると、粉体と粉体がくっついて粒やかたまりができる場合があるのです。その場合は、表面を軽く削ると元のように使用できます。


    3.パフの替え時は2〜3ヶ月

    ファンデーションパフは替えもたくさん販売されていますが、替え時にも目安があります。





    FANCLでは、取り替え時期の目安を「約2~3ヵ月」としています。

    また、Kanaboによれば、破けてきた時が取り替えるタイミングなのだとか。

    スポンジがもろくなったり破けてきたり、使用感が悪くなってきたら、新しいものに取り換えてください。

    スポンジを汚れたままにしておくとファンデーションのつきが悪くなったり、臭いがしたり、早く劣化する場合がありますので、いつも清潔にしてお使いください。

    また、「中性洗剤を薄めたぬるま湯」で洗うのも良いそう。

    なお、いつも清潔にお使いいただくため、汚れたらこまめに洗ってください。

    中性洗剤を薄めたぬるま湯で軽く押し洗いし、ぬるま湯でよくすすいだあとタオル等で水気をとり、必ず陰干ししてください。

    汚れが落ちにくい場合は、専用のスポンジクリーナーをご使用ください。


    4.マスカラは1.5〜3ヶ月、意外と短い。

    マスカラは細菌が繁殖しやすく、場合によっては結膜炎の原因になってしまうこともあるそう。





    Maybellineは、「1.5~3ヶ月」を目安にしています。かなり短いですね。

    マスカラを重ねづけをなさるなどの使用方法にもよって使用期間に差がございますが、1.5~3ヶ月くらいです。


    5.化粧水も3ヶ月と短め。

    化粧水は大きなボトルを買う際に注意が必要です。






    無印良品では、「開封後は3ヶ月」が目安となっているようです。

    フェイスケア用品の使用期限につきましては、特に商品に記載の無いものは、冷暗所で保管していただきまして製造からおおよそ3年でございます。

    また、開封後の期限につきましては、製品や保管状況にもよりますが開封して3ヶ月程度で使い切っていただくことをおすすめしています。


    6.香水ってなかなか減らないけど…1年半

    最近は小さなビンでの販売も多いですが、大きなビンだとつい余らせてしまうこともありますね。





    JO MALONEは、「フレッシュな香りを楽しむためには未開封で1年半」としています。

    直射日光を避け、正しい保管をしていただき未開封の状態で1年半程度です。一度開封された後はなるべくお早めにご使用下さい。


    7.日焼け止めは1シーズンで使い切ること

    毎年、夏になると浮上するのが、「日焼け止めって去年の使っていいのか」問題。





    KAOは、「年間を通してお使いになることをおすすめします」と述べています。

    開封後に長く保管すると、変質するおそれがあります。開封した後は、できるだけ早く使い切るようにしましょう。

    紫外線は一年中降り注いでいますので、日常的に使用できるタイプの日やけ止めならば、年間を通してお使いになることをおすすめします。

    気になる人は一年ごとに買い換えた方が良さそうです。


    まとめ:開封後は半年以内に使用してしまうのが無難。

    ドクターシーラボでは、化粧品全般についてこう説明しています。

    開封後は保存状態や商品にもよりけりですが、化粧品全般では3ヶ月~6ヶ月を推奨します。

    りんごが茶色くなるように、化粧品も空気に触れると劣化 (あるいは品質が低下)し、肌トラブルを引き起こす原因になってしまいます。

    メーカーによってもちろん差はありますが、開封後となると使用期限が短いものが意外と多いですね。

    とにかく開けたらすぐ使う、これが鉄則のようです。

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