沖縄の郷土料理「ジーマーミ豆腐」。

ピーナッツが材料なので、もちろんアレルギー反応が出る方は食べることができません。
しかし、「方言を知らない観光客が食べてしまい、病院に運ばれるケースが増えている」と沖縄県立北部病院がFacebookで注意を促しました。投稿は5000シェア以上され、話題を呼んでいます。

沖縄好きなら一度は食べたことがある、もちもちした食感のお豆腐です。「ジーマーミ」は沖縄方言でピーナッツを意味します。
ピーナッツが材料なので、もちろんアレルギー反応が出る方は食べることができません。
しかし、「方言を知らない観光客が食べてしまい、病院に運ばれるケースが増えている」と沖縄県立北部病院がFacebookで注意を促しました。投稿は5000シェア以上され、話題を呼んでいます。
投稿では「最近、危機感をもって感じる事例は、食物アレルギーをもつ患者さんのアナフィラキシーです」と説明しています。
普段は食物表示に気をつけている人でも、表示のない飲食店でジーマーミ豆腐をピーナッツと知らずに食べてしまい、「あと10分、5分受診が遅かったらどうだったろうか…と思われるほど、重篤な患者さんもいた」と伝えました。
提唱した同病院の佐々木尚美医師は、小児科の担当医。患者は年間10人以内だといいます。現在は北部保健所と共に、飲食店に「ジーマーミーはピーナッツ」という表示を徹底するよう、協力を進めているとのことです。