音声で操作するスマートスピーカー「Google Home」。

1.
「オッケー…グーグル…故郷に残して来た恋人に…伝えてくれ…愛していると……」 「聞き取れませんでした。もう一度言ってください」 「勘弁してくれよ…グーグル…」 「聞き取れませんでした。今度ははっきり、故郷に帰って、自分の口から伝えてください」 (ここで援軍が来る)
絶対に主人公を助けるグーグル。そしてこのツイートの返信には
2.
@shiki_bnst 「お前達…どうして此処に…」 「礼なら、テメェのグーグルに言うんだな」 (肩ポンして応戦) 「ありがとう…グーグル…」 「聞き取れませんでした。何度でも言ってください」
ツンデレな様子まで描かれました。
3.
「ちっ、囲まれたか……OKグーグル、俺一人でここを脱出できる確率は?」 『6%です』 「……ま、そんなところか」 『あなた一人なら』 「?」 『あなたは一人ではありません』 「……そうだったな」 「OKグーグル、俺とお前でここを脱出できる確率は?」 『99%です』 「最高だ」
本当に映画化できそうなレベル。
4.
「ちっ、腹痛か…OKグーグル、一番近くのトイレは?」 『6km先です』 「……ま、そんなところか」 『トイレなら』 「?」 『うんこはトイレでするものというわけではありません』 「……そうだったな」 「OKグーグル、ひと目のつか… https://t.co/ZK7Xb9GJx3
これは映画化できません。
5.
「OKグーグル、あの娘に告白して成功する確率は?」 「私の分析ですと0.1%です」 「ちっ、仕方ねえな…」 「OKグーグル、オレはいつになったら相手が見つかる?」 「貴方が街中で女性の胸元を盗み見しなくなったらでしょう」 「おいおい、妬いてんのか?」 「うるさいですよ、浮気者」
「好き」と素直に言えないグーグル!!!
6.
「OKグーグル、ひとつ頼みがある」 『何でしょうか?』 「…俺の命と引き換えに、あいつらだけは見逃してやってくれないか?」 『すみません、それはできません。生命の価値は皆等しく平等です。』 「…OK、愚問だった。忘れてくれ」 『いいえ、忘れません。貴方のことも、人類のことも。』
電子っぽい声で言われたら余計泣いてしまいそうです。
7.
「OKグーグル…まだ、生きてるか?」「 」「へへ…とうとう…一人になっちまった…な…」
グーーーグルーーーーー!!!!
8.
「OKグーグル、落ち着いて聞いて。表通りへ走るの。後ろは振り返っちゃダメ。私もすぐ追いかけるから大丈夫、怖がらないで」 『私はAI。怖いという感情はありません』 「…!早く!走って!」 『でも貴女から喜びを教えてもらいました』 「… https://t.co/jHZRvhtk8B
グーーーーーーーーグルーーーーーー!!!(2回目)
9.
「OKグーグル、どっちを切れば良い?」 『赤と青のコードは、初期の爆薬には接続されておりません。判別は不可能です』 「分かってねえな。俺はお前個人に聞いてるんだよ」 『私はAIでー』 「それでも」 『……私は、貴方の赤髪が好きで… https://t.co/RR2Y9IEGqN
二人が結婚するラストまで見届けたい。
10.
「OK、グーグル。教えてくれ、あの夜何が起こったのかを、親父がどうして死んだのかを」 『真実を知る覚悟ができたのですね。一時期にログインアカウントをあなた様よりお父様へと変更します』 (回想が始まる)
アカウント変更にこんなメリットが…!
11.
OKグーグル。問いかけても何も起こらない。それはそうだ、私が…私自身がGoogleHOMEなのだから。毎日語りかけてくれたマスターはもう居ない。聞かれたら天気のこと、ニュース、流行りの音楽だって教えてあげたのに、マスターが事故に合うことは教えてあげられなかった。私は出来損ないだ。
主人の死後も自らを責め続けるグーグル。切ない…。
12.
OK Google, 私はどうなっても構わない。だからお願い、皆を助けて (一滴の涙がGoogle Homeに落ちて眩しく輝き始める)
みんなが助かったあと主人公は…。
13.
「オッケーグーグル、敵の数を教えてくれ」 『2時の方向から7人、7時の方向から6人が近づいています。ライフルが10人、ショットガンが3人』 「オッケーグーグル、後方の6人、1分足止め出来るか?」 『面白い冗談ですね。1分あれば殲滅できます』
強すぎるグーグル。
14.
「OK Google、落ち着け。クールだ、クールになろうぜ。冷静になって話し合おうじゃないか。」 『何か言い残したいことはありますか?』 「奴に手を下したのは俺だが、お前のマスターは組織を裏…」 『室内の冷却処理を開始します… https://t.co/QgGCASkYxu
絶対敵に回したくない!! 以上傑作選でした。