ニジマス「俺って外来種らしい」 LINEがくる解説板が話題

    「俺って外来種らしいんだけど知ってた?」

    北海道北見市にある「北の大地の水族館(山の水族館)」の解説板が、LINE風でユニークだと話題を呼んでいます。

    留辺蘂・山の水族館にあった解説板がアツかった(笑)

    解説板は「四季の水槽」脇に設置されたもの。「俺って外来種らしいんだけど知ってた?」とニジマスからLINEが来たという設定で、「wwww」など軽いノリで自らの生態をはなすニジマスに「わかりやすい」と評判が集まりました。

    1万5000リツイートを超えたこの解説板。制作を担当した副館長の山内創さん(28)に裏話を聞いてみました。

    ——いつ頃から展示をはじめたのでしょうか。

    2週間前です。Twitterで話題になっていることは、今日気がつきました。とても驚いています。

    ——思いついたきっかけは。

    リニューアルに関わった水族館プロデューサーの中村元さんから、「水族館の解説板は9割方読まれてない」と教わりました。なのでとにかく目を引いて、読んでもらいたいと考えたことがきっかけです。

    ここは小さい水族館です。5分程度で回れてしまうので、少しでも長く楽しんでもらいたいという思いもありました。

    ——自由な表現に話題が集まっていますが、他にユニークな取り組みはありますか?

    看板でも紹介した、イトウがニジマスを食べる様子を見られる「いただきますLIVE」というイベントを定期的に開催しています。生きた魚が、生きた魚を食べるダイナミックさが売りです。「命をいただいている」ことが体感できるイベントになっています。

    ——解説板について、来客者の反応は?

    若い方を中心に笑いながら読んでいただけているので、好評を頂いている実感があります。たくさんの方に読んでもらえて、とても嬉しいです。


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