Twitterの「おすすめ」欄に表示されるツイート、今後は認証済みアカウント限定に。「お金払えってこと?」と反発も

    突然の発表に対し、ユーザーからは「は??????」と混乱する声が多くあがっています。

    イーロン・マスク氏は3月28日、Twitterの「For You(おすすめ)」欄について、4月15日以降は「認証済みアカウント」のツイートのみ表示されるようになると発表しました。

    突然の発表に対し、ユーザーからは「は??????」「お金払えってこと?」など混乱する声が多くあがっています。

    マスク氏のツイート

    Starting April 15th, only verified accounts will be eligible to be in For You recommendations. The is the only realistic way to address advanced AI bot swarms taking over. It is otherwise a hopeless losing battle. Voting in polls will require verification for same reason.

    Twitter: @elonmusk

    「おすすめ」欄は実質“有料ユーザー限定”に?

    Twitterのホーム画面には現在、フォロワーのツイートが時系列順に並ぶ「フォロー中」と、Twitter側がレコメンドするツイートが優先的に表示される「おすすめ」の2つのタブがあり、今回変更が加えられるのは「おすすめ」の方。

    従来は誰のツイートでも「おすすめ」に表示される可能性がありましたが、今後は「認証済み」アカウントのツイートのみ表示されるようになるそうです。

    左のタブが「おすすめ」表示

    ただ現状、一般ユーザーが認証済みバッジを取得するには月額980円(※Web版から申し込んだ場合の料金)のTwitter Blueに登録する必要があります。

    Twitter上では今回の発表を受け、「どんどん不便になっていく」「まじ意味わからん」など不満を漏らす声も多数。また「おすすめ」欄の今後について「有料アカウントのプロモーションの場のようになっていくのでは」と懸念する声もみられました。

    変更の理由についてマスク氏は「高度なAI botの群れに対処する唯一の現実的な方法」と説明。また同様の理由から、「投票機能」についても今後は認証済みアカウントのみの機能にすると告知しています。

    (サムネイル:時事通信)