2月9日の朝7時ごろ（日本時間）から、Twitterの公式アプリケーション「TweetDeck」に突然ログインできなくなり、利用者から悲鳴があがっています。
Twitterの公式サポートアカウントでは午前8時27分、「一部で問題が発生しています。現在修正に取り組んでいます」との案内をツイート。ただ、前日にはTweet Deckについて「近々Twitter Blue専用になるかもしれない」とのうわさも流れており、ログインできなくなったのは有料化によるものではないかと疑う声も多くみられました。
Twitter may not be working as expected for some of you. Sorry for the trouble. We're aware and working to get this fixed.
「ひどいよイーロン」利用者からは嘆き
TweetDeckはTwitter社が公式に提供している、いわば「高機能版Twitter」のようなツール。複数タブ表示に対応し、タイムラインをかなり自由にカスタマイズできるなど、通常のWeb版Twitterにはない機能が多数備わっており、ヘビーユーザー御用達のツールとして愛用されていました。
しかし2月9日の朝7時ごろから、TweetDeckのサイトにアクセスしてもログインできず、ツイートが閲覧できない状態に（※）。利用者からは「まじでTweetDeck死んだことで一気にTwitterやる気が失せてきた」「ひどいよイーロン」など嘆く声が多くあがりました。
※筆者の手元環境（Windows／Chrome、Firefox）でも、確かにログインできなくなっていることを確認
加えて、もう一つ混乱の種となっているのが、前日に「TweetDeckは間もなくTwitter Blue専用になる」といううわさが拡散されていたこと。
もともとは海外のニュースアカウントが伝えた非公式情報で、最新バージョンのTweetDeckを試したところ、ソースコード内に「ようこそ、Twitter Blue用のTweetDeckに」といった記述があった――というのがその根拠。これ自体はあくまで非公式情報であり、公式からは今のところTweetDeckが有料化されるといったアナウンスはありませんが、今回のログイン障害と合わせて「やっぱり有料化されるのでは」と考えた人も少なくないようです。
暫定的にログインする方法も
またTwitterユーザーの間では、新バージョン（β版）のTweetDeckに表示を切り替えることで暫定的にログインする方法も拡散されており、筆者の手元でも試したところ確かにログインすることができました。今回のログイン障害と関係があるかは不明ですが、少なくとも新しいバージョンのTweetDeckが準備されているのは間違いないようでです。
