静岡県民のソウルフードとして親しまれた「炭焼きレストランさわやか」の創業者であり、前代表取締役・富田重之氏が3月12日に亡くなったことがわかりました。
公式サイトおよび公式X(旧Twitter)で明かされたもので、これに伴い、3月14日は全店を臨時休業とするとのこと。休業に伴い、同社は「ご不便をおかけしてしまい恐縮ですが 少しだけの間 静かに見送らせてください」と告知しています。
「炭焼きレストランさわやか」は、静岡県西部を中心に34店(記事執筆時点)を展開する、1976年創業のステーキ・ハンバーグレストランチェーン。
看板メニューの「げんこつハンバーグ」は、げんこつ大のハンバーグをお客の目の前でカットし、熱した鉄板に焼き付けて仕上げるのが特徴。静岡県民のソウルフードとして長らく親しまれてきただけでなく、近年ではその味を求めて他県からも食べにくる人が相次ぐ人気メニューとなっていました。
突然の訃報を受けて、X上では「静岡の誇る味を創り出していただいたことに感謝いたします」「人生にさわやかのある幸せをありがとうございました」など、さわやかファンから感謝と追悼のコメントが多く寄せられています。