こ、これ…どこかで見たことある景色だ!?!?
米国・サンフランシスコで「みんなが知ってるあの背景」と同じ場所を探し出した投稿が話題を呼んでいます。
海をわたり、対岸に続く真っ赤な吊り橋。名前は知らなくても「なんか見覚えあるような……?」と既視感を覚える人も多いのではないでしょうか?
知ってる、行ったことなくてもなぜか知ってるぞ…!
ZoomでWeb会議をする時に、実際にカメラに映る背景と別の画像や動画を設定できる「バーチャル背景」。
そのデフォルト画像のひとつとして設定されているのがこちらの橋、サンフランシスコの観光名所「ゴールデン・ゲート・ブリッジ」なのです。
写真に映る男性2人は、あのデフォルト画像と同じ画角で「バーチャル背景」ならぬ「リアル背景」としてゴールデン・ゲート・ブリッジを映し込んでいるようです。
MacBook Airやスマホから笑顔でWeb会議に参加しているみたい……?2人とも笑顔でめちゃくちゃ楽しそう!
コメント欄では「素晴らしいアイデア!」「いつもお世話になってる背景だ」「親の顔より見た橋」など“わかる”みなさんからの声が寄せられています。
「せっかく行くならオリジナル背景を撮ろう!」と盛り上がり…
この投稿をしたのは、サイバーセキュリティ企業・Cloudbaseでプロダクトマネージャーとして働く「おおたお」さんこと大峠和基さん(@0MeO)。
この日、AWS(Amazon Web Services)のカンファレンスに参加するために、おおたおさんは同僚たちとともにアメリカを訪れていました。
仕事を終え、せっかくなので休日を利用して観光しよう! と3人でゴールデン・ゲート・ブリッジを見に行くことになったそうです。
ーー「Zoomのあの背景を撮ろう!」と思いついたきっかけは?
私たちは1996〜97年の生まれなのですが、新型コロナの影響で、大学の授業も新卒入社した後の仕事もオンラインが前提だった世代です。
当然ながら、全員Zoomは頻繁に使っており、デフォルト背景の「あの橋」にもなじみがありました。「せっかく行くなら、ぜひ自分たちのオリジナルの写真を撮って背景にせねば!」と盛り上がりました。
ーー「あの背景」と同じ場所で撮影できたのでしょうか?
せっかくならオリジナルと同じ画角から撮りたい!と、歩き回りながらオリジナルと目の前の景色を見比べ、写真から位置を推定しました。
ゴールデン・ゲート・ブリッジは、サンフランシスコ側(南側)と対岸のソーサリト側(北側)で2つのビューポイントがあるので、どこから撮影されたものなのか探し回り……2時間程度はうろうろしたと思います。
結局はソーサリト側の観光客の多い目立つところにあったので、そんなに難しい位置ではなかったです。
多くの観光客が橋を渡らずにサンフランシスコ側で満足して帰ってしまうので、Zoom背景を撮りたかったら橋の向こう側までいくのがおすすめです!
ーー「あの橋」を実際に見た感想は?
率直に「大きい!!!!」となりました。特に車で橋を渡った時の大きさの感じ方は圧巻でした。
また、サンフランシスコは霧の街と言われるほど霧がよく発生します。実際に最初にゴールデン・ゲート・ブリッジに着いた時は霧がかっていて、全貌が見えず落胆していたのですが、2時間探索をしているうちに晴れてきて……。
最後にZoomと同じ撮影位置と思われる場所に辿り着いた時には、橋に日が差し掛かって神秘的でした。
ーー実際に「リアル背景」でWeb会議に参加されたのでしょうか?
その時間帯にやっているミーティングがあればゴールデン・ゲート・ブリッジから出よう! と考えてたのですが、残念ながら日本時間の早朝で、会議はおろか電話に出てくれる友達もいませんでした..….。
ですので写真に上げたものは僕たち3人で開催したものになります。次回はリベンジしたいですね!