雪の日は保育園の先生も、子どもを連れてくる保護者も大変……!
保育園の先生がお母さんから聞いた「悲鳴」を描いたマンガが、3.7万以上のいいね、4000以上のリツイートを集め話題を呼んでいます。
「保育士…それは保護者の切実な悲鳴を聞くお仕事」
明日は大雪、と言われても、保育園の先生は休むわけにはいきません。「親御さんに仕事がある限り仕方ない」。
翌朝、雪の中をゆっくり向かう先生。出勤するだけで一苦労です。
子どもたちが登園してくるのを待っていると「ゆきふってた〜!」と楽しそうな声が!一方、隣にいるお母さんが絞り出した一言は……。
「なんで会社休みじゃないんだろおおお」
なんて切実な悲鳴…!
保育士さんも大変だけど、親御さんもここまでお子さんを連れてくるだけで大変だっただろうな、と思いを馳せてしまいます……。
読者からは、「保育士の皆様にも感謝感謝でございます…雪の日にも預かってくださりありがとうございます…!」「圧倒的共感」「休めない人達、ホンマ大変」など、たくさんの反響が集まっています。
「毎日戦ってるんだな…と感じていました」
このマンガを描いたのは、元保育園の先生で、現在はベビーシッターとしても活動するマンガ家・さいおなおさん(@saionao_)。
ベビーシッターとして働く日常を、フィクションを交えたマンガにしてブログで発信しているほか、書籍『3時間だけママを代わります!』も発売中です。
――親御さんが仕事がある限り休めない…という保育士さんの大変さを改めて感じました。当時はどんなお気持ちでしたか?
早番で朝も早かったし、雪も積もっていて歩きにくいしで、正直「うわあ、もう行きたくないなあ」と思いました。
とはいえ、私が行かないと保育園を開けられないし、開いていないと保護者も仕事に遅れたりで困ってしまうし……。
いつもよりかなり早く家を出たので最後は間に合いましたが、歩きながら「間に合うかな!?」とちょっと不安でした。急に雪が積もると、普段降らない地域は焦ってしまいますね…。
――「保育士…それはたまに保護者の切実な悲鳴を聞くお仕事」とありますが他にはどんな悲鳴を聞かれていましたか?
延長保育に入る時間ギリギリセーフでお迎えに駆け込んできた親御さんが、息をきらしながら「会議が…長いんだよね…」とつぶやいていたり、でしょうか。
そういうのを聞くたびに「毎日戦ってるんだな…」と感じていました。
――この冬も「なんで会社休みじゃないんだろおお」と悲鳴をあげている親御さんがたくさんいらっしゃると思います。エールや伝えたいことがあれば教えて下さい。
本当に危なそうなら休んじゃおう!と言ってしまいたいですが、本当にそうもいかないご職業の方もいらっしゃると思います。私もなかなか休めない職なので、少し気持ちは分かるつもりです。
しんどい時って、「なんでこんなに辛いことばっかなんだろ!」と思っちゃいがちなんですが、「とりあえず今だけ!」「終わったらご自愛タイム」と切り替えて頑張ってほしいなと思います。