4月21日午前10時、シャープが個人向けのマスクのネット販売をはじめました。もちろん注文が殺到し、サーバーが落ちる事態になったのですが、その裏で予想外の影響が……。
「ネット対応空気清浄機アプリが止まってる」
「ココロキッチンのアプリもダウン」
「アクセス集中でサイトが落ちて、ホットクックのアプリも全く使えなくなってた」
「猫用トイレまで影響受けてるのワロタ。スマート家電とは」
「マスクと同じ会員基盤を使っているせいか、IoT家具のコントール用アプリにログインできなくて冷蔵庫やエアコンのコントールができない」
「シャープのサーバーが落ちたせいで、空気清浄機やらエアコンやらがアプリで管理できなくなった」
マスクの購入希望者がシャープのECショップ「COCORO STORE」に殺到。その影響で、シャープのIoT家電の操作アプリも軒並み使えなくなってしまったようです。
報告はエアコンや空気清浄機、ヘルシオやホットクックなどの調理家電、猫用トイレまで。家電そのものの故障ではないため、リモコン操作はできますが、日常的にスマホから操作している人も少なくないはず。
販売開始前日の20日も、マスク販売に備えた会員登録が増え、Webサイトにつながりにくくなっていました。
同サイトでのマスクの販売は毎日3000箱。5月10日までは、毎日午前10時頃に在庫を補充するとしています。
シャープ広報部によると、不具合が起きた理由は、マスク購入に必要なIDとアプリログインに必要なIDがどちらも同じ「COCORO MEMBERS」だったこと。
マスク販売にアクセスが集中したことで、各家電のアプリ起動時のID認証もしにくい状態に。「サーバーから応答なし」とみなされ、勝手にログアウトしてしまったと言います。
4月22日以降もマスク販売時に負荷が高まることは確実で「対策は検討中」。
現在、アプリは比較的スムーズに利用できるようになっていますがが「通常よりはトラフィックが多い状態がずっと続いており、時間帯によってはつながりにくい可能性があります」。ユーザー向けのアナウンスなども含め、今後の対応は検討していくとのことです。
追記(4月24日)
22日から一時販売をストップしていましたが、27日から販売を再開。アクセス集中を防ぐため、先着順から抽選に変更します。詳細はWebサイトで発表されています。