脚本家・坂元裕二さんが自身のInstagramで、連続ドラマをしばらく「お休み」すると発表しました。
「anone」最終話の放送後に更新した投稿で、以下のようなメッセージを寄せています。
いつもドラマを見てくださっていた方へ。
4年連続で1月期の連ドラを書きました。来年の1月はありません。これにてちょっと連ドラはお休みします。4年前にそれを決めて、周囲にもそう話して、ずっと今日を目指して来ました。
これらのドラマを好きになってくださった方、お手紙やメッセージをくださった方にはどんなに感謝してもしきれません。またいつか連ドラの世界に帰ってきたいと思いますが、ひとまずはありがとうございました。
で、今後は色んなことに挑戦し、秋には舞台をやったりするのでまた是非。朗読劇もまた新しいのをやりたいし、満島さんと約束したチェロの映画も書きたいし、いつも見てくれてた瑛太さんとも今度はあまり間を置かずにお仕事出来るといいなと思います。ありがとう。坂元裕二
「東京ラブストーリー」「Mother」「最高の離婚」など多くの代表作を持ち、約30年にわたりTVドラマの世界で活躍してきました。
2015年からは、「問題のあるレストラン」(フジテレビ)、「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」(フジテレビ)、「カルテット」(TBS)、「anone」(日テレ)と4年連続で1月期のドラマの脚本を手がけています。
メッセージ性、作家性が強い脚本はドラマファンの間で愛されており、突然の発表に「さみしい」という声が広がっています。
「あえて連ドラと書いてあるし…」
「連ドラ脚本の一区切りとして、最後に『anone』を書いた意味を考えずにはいられない」
「あの言葉の表現力に心掴まれていたので寂しい」
「anone」で「最高の離婚」(2013年放送、翌2014年にスペシャルドラマ)以来4年ぶりに坂本作品に参加した瑛太さんに対しては「今度はあまり間を置かずにお仕事出来るといいなと思います」と言及。含みのある言い方が気になりますね…!
今後の活動としては舞台や朗読劇などをあげつつ、「またいつか連ドラの世界に帰ってきたい」ともしています。
これまでもドラマや映画の脚本だけでなく、舞台演出や小説も手がけてきた坂元さん。
テレビの世界の外で、これからはどんな坂元ワールドを見せてくれるのでしょうか?