最近Twitterでよく見る「おやびん」って誰のこと?

    一体なぜこんな愛称に? 気になったので調べてみました👀

    開票が進むアメリカ大統領選。バイデン氏が優位とされていますが、トランプ氏は開票の一時差し止めなどを求める訴訟を開始。まだしばらく混乱は続きそうです。

    Chip Somodevilla / Getty Images

    アメリカだけでなく、ここ日本にもトランプ氏の支持者は多く、Twitterでは活発に応援の声が飛び交っています。

    そんな皆さんのツイートを見ていて気づいたのが、トランプ氏のことを「おやびん」の愛称で呼ぶ支持者の多さです。

    トランプおやびんに! トランプおやびんを支えるアメリカ国民に勝利を! #MAGA https://t.co/0oPnqAKMpL

    《いよいよ明日が投票日 おやびん頑張え〜》

    《トランプおやびん会見中!「我々は勝つでしょう!」》

    「おやびん」、思えばアニメや漫画でしか聞いたことがない言葉です。

    一体どういうきっかけでここまで広がったのでしょうか? 調べてみました。

    1年ほどかけてじわじわ浸透

    BuzzFeed Newsが調べたところ、初出は2019年10月の模様。

    DHCテレビのネット番組「虎ノ門ニュース」の番組の感想として「トランプおやびんに何とかしてもらいたい」とつぶやかれています。

    Twitter

    2020年1月には、フォロワー2万人を超える保守系のインフルエンサーが使い始めていることが確認できます。このあたりから少しずつ浸透していったようです。

    "He was a bad guy, he was a bloodthirsty terror. And he is no longer a terror. He’s dead." -Donald J. Trump- おやびんカッコいいど。 https://t.co/229RUpNXEa

    「トランプ親分」という言い方もされていますが、現在は「おやびん」が主流派なよう。

    用例を詳しく見ると、「おやびん」の多くは親トランプの皆さんによる愛称ですが、「親分」はトランプ氏と安倍前首相の関係を批判的に指す時に使われていることも多かったです。

    他にも「おやびん」がいた!

    さらにツイートを細かく見ていくと、トランプ氏以外にも多くの人に「おやびん」呼びをされている政治家がいました。日本維新の会の松井一郎大阪市長です。

    《松井おやびん、さすがやな。都構想否決されても、挫けず、府市一体の取り組みを更に推し進めて、府立対立にならないようにすることにあとの任期を尽くしてくれはる。ほんまに松井おやびんには感謝しかないです》

    《松井おやびん!感動です。私も将来部下を守れる上司を目指したい!!!》

    @gogoichiro ゆっくり寝て下さい✨ 松井さん!!いや!松井おやびん😭♥ おやすみなさいませませ!!

    むしろ「おやびん」歴はトランプ氏より松井市長の方が長く、BuzzFeed Newsの調べによると、遅くとも2013年にはネット上で使われています。

    彼らのツイートを見てみると、応援している他の政治家――例えば、安倍前首相や、同じく維新の吉村洋文府知事は特にそのようには呼んでいません。

    政治家の愛称として常に使われているわけではなく「おやびん」か否かはなんらかの基準で使い分けられているようです。

    漫画やアニメではどんなキャラ?

    最後に、アニメや漫画の世界で「おやびん」呼びされているキャラも調べてみました。ピクシブ百科事典Yahoo!知恵袋で言及されていた主なものがこちらです。

    • 「ONE PIECE」フォクシー海賊団のフォクシー(カタカナで「オヤビン」表記)
    • 「ど根性ガエル」のゴリライモ
    • 「ボボボーボ・ボーボボ」の首領パッチ
    • 「電脳コイル」の天沢勇子


    共通点としては、当然ですが、子分→親分への呼び方なので、何らかの形で“子分”を従えていること、気が強い性格であることなどでしょうか。

    Twitterでは「おやびん呼びしてる人の一人称、絶対オイラでしょ」など、「おやびんあるある」を語る声もちらほら。

    にわかに広がり始めた「おやびん」呼称。そんなに頻繁に聞く言葉じゃないのに、なんとなく共通したイメージがあるのがおもしろいですね。