おでかけスポットを紹介する「東京ウォーカー」から「おひとりさま専用Walker」が発売されました。
冬は寒くて外に出かけるのも億劫。クリスマスや年末、一人の時間が多くなりがちなこの時期に(※個人の見解です)ぴったりな一冊ですね!
冬休みを前に、BuzzFeed Japan編集部でも読んでみました。
巻頭特集は「ひとりでしたい100のこと」。
「ソロキャンプデビューする」「ワンランク上の豪華席でひとり映画鑑賞」「豪華クリスマスケーキを一人で完食♡」「暗闇カフェで天体観測」などなど、一人だからこそトライしたい100のテーマを紹介しています。
個人的に気に入ったのは、ホフディランのボーカル&キーボードの小宮山雄飛さんがナビゲートする「おひとりディズニーにトライ」。
「朝からがっつかないのがおひとりのプロ。アトラクションへ急ぐゲストを横目に優雅な朝食からスタート」
「キャラクターとツーショット写真を撮りたかったらエントランスで! カメラキャストさんがいるから周囲の誰かに頼まなくてOK」
「なんだかんだ言って手持ち無沙汰なので、ポップコーンを買って寂しさをまぎらわす」
……予想以上に具体的なティップスが並んでおります。すごい。
他にも「はとバスツアーにソロ参加」は自分でもやってみたいな〜! と思いました。バスツアー、気軽に旅行気分を味わえて楽しいですよね。
バスツアーに限らず、最近は一人参加限定の旅行プランもあるようで、他にも紹介されています。
続いての特集は「ひとりメシって最高!!」。最高だよね、わかるわかる。
ひとり焼肉、ひとりしゃぶしゃぶ、ひとり寿司、ひとりフレンチなど、ジャンル別に、一人でも入りやすいお店を紹介しています。
おひとりさま専門店を増えていますが、知らないお店にドキドキしながら足を踏み込んでみるのも新しい出会いになりそう。
外食だけでなく、インスタントフードをアレンジした一人前のレシピを紹介する「最強のインスタント飯」コーナーもお役立ちでした。
無印良品のカレー+うどん=「汁なしカレーうどん」、絶対作ろ。
パラパラ〜っとめくるとこんな感じ。
「ひとりの方が気楽でいい人も多いはず」
「東京ウォーカーの“誰かと過ごすこと”を前提とした誌面作りに、どこかで疲れを感じていたんです」
自身もおひとりさまという編集担当の中村茉依さんは、この特集が生まれたきっかけをこう話します。
「花火大会もお花見もイルミネーションも、隣に誰かがいる想定のおでかけコースですよね。私のように、ひとりで過ごす&ひとりの方が気楽でいいと思っている人は多いはずなのに……」
確かにレジャー情報誌を見ているとカップルやファミリー向けの情報が中心。
「おひとりさまは行くところがない」「楽しむところがない」……そんなネガティブなイメージを吹き飛ばし、ポジティブな印象を与えたい! と企画したそうです。
「ひとりメシ」特集では、お店ごとに「ひとり率」が書かれています。
この表記は中村さんのこだわり。「少なからず周囲の視線は気になるよね! という経験から発案しました」。
この数字めっちゃ優しいな〜と読みながら思ったのですが、やっぱりこんな背景が! その他、誌面を通しておひとりさまの魂を込めた細かいキャッチコピーにも注目してください! とのことです。
発売直後から大反響のこの特集。男女問わず購入されており、特に目立つのは30代の女性だそう。
「『こんな本、待っていました!』『俺のための本だ』という反響が多く、とてもうれしく思います。中でも印象的だったものは『載っているもの、ほとんどやったことある!』という声です。おひとりさま上級者に向けた『おひとりさま専用Walker超上級者編』も制作したいですね」