小さな子どもがいても、好きなアーティストのライブを楽しみたい!
そんな願いをかなえる、ライブ会場での託児サービス「コンサートチャイルドケア」(有料)をLDH JAPANが始めた。保護者がコンサートを楽しんでいるあいだ、子どもを会場内で預かってくれる。
10都市を巡る全国ツアー「GENERATIONS LIVE TOUR 2017 “MAD CYCLONE”」の長野公演(7月22〜23日)からスタートする。
会場となる「長野エムウェーブ」の空きスペースで実施。会場付近ではなく「会場内」なので小さな子ども連れでも安心して移動できそうだ。
年齢は満1歳〜満5歳で、預け時間は開場時間から終演後60分まで。料金は5000円(税込)。
「若い方向けのポップスグループは初めて」
運営は、長野県内を中心にシッターサービスや保育サービスをおこなうNPO「アリスチャイルドメイト」。現時点では、最大14〜15名までは対応できる体制をとっているという。
LDH側から「コンサートに合わせて託児サービスをやりたい」と相談があり、通常の案件と同じように実施を決めた。Webサイトでの告知自体が19日と直前だったため、20日昼の時点で申込はまだないようだ。
クラシックコンサートなどで同様の臨時託児サービスをおこなうことはあるが「若い方向けのポップスグループは初めて」。クラシックの場合は、観客だけでなく、演奏者の子どもを預かることも多いそうだ。
LDHは、長野公演以降の会場託児サービスの詳細は「決定次第」とアナウンスしている。
「託児所あります」ライブは他にも
ネット上ではこの対応に「福利厚生半端ねえ」「LDHさすが」「若ママが泣くね」などの声が。
まだまだ少なくはあるが、前述のようにクラシックコンサートなどでは公演によってしばしば見られるサービスだ。コンサートホールには、託児サービスを用意したり、近隣施設と提携したりしているところもある。
ツアー形式のライブでも、託児所を設置するアーティストは増えつつある。
結成当時からの根強いファンが多い「LUNA SEA」「GLAY」、自身も母親の「アンジェラ・アキ」「MINMI」などが、会場ごとに臨時の託児サービスを設けたライブを実施している。