井上雄彦さんの漫画『リアル』の電子版が11月28日に発売されました🎉発売中のコミックス1〜14巻が一挙配信開始です。
車いすバスケをテーマにした本作。1999年の連載開始から、これまでに14巻を刊行し、発行部数1500万部を越える人気作です。『SLAM DUNK』や『バカボンド』と並ぶ、井上雄彦さんの代表作となっています。
電子版の限定特典として、紙版コミックス未収録のカラーイラストを巻ごとに収録。紙で持っていてもほしくなってしまうな……。
井上作品では初となるコミックスの電子書籍化ということで、ファンからは喜びの声が多数あがっています。
今後、同じ集英社の『SLAM DUNK』も電子書籍化されるのかも気になるところ。集英社広報部に聞いてみました。
『スラダン』電子化、ありますか?
そもそも、今回『リアル』が電子化されたのはなぜなのでしょう?
「2020年の東京オリンピック・パラリンピックを控え、注目競技のひとつである車いすバスケをテーマにした本作を、より多くの方に手にとってほしいという思いからです」
これまでも車いすバスケの普及活動にさまざまな形で携わってきた井上さん。日本代表選手の取材をしたり、パラスポーツをテーマにした「パラジャン」(パラリンピックジャンプ)の表紙も描いたりしてきました。
なるほど、オリンピック・パラリンピックを前にした取り組みだったんですね。
となると、野暮な質問ですが、『SLAM DUNK』の電子化予定とかは……?
「現状では、弊社の他作品の電子版発売の予定はありません」
予想はしていましたが、やっぱり! 引き続き、紙の単行本を大事に読みます…。