台風15号の影響で、始発から多くの鉄道が運休になった9月9日。週明けの出勤・通学時間帯に大きな影響がありました。
各社は午前8時、9時頃から少しずつ運行を再開しはじめましたが、一気に多くの乗客が殺到し、入場規制する駅も。
規制はしなくとも、ホームに入れたところで電車は激混み。「動いてはいるけど乗れない!」「諦めて近くのカフェで作業しようかと思ったけどカフェも激混み😭」という事態も続出しています。月曜朝からみなさんお疲れさまです……!
「運行してるかどうかはわかるよ、でもリアルタイムに駅の混雑状況がわかれば便利なのに……」と思ったあなた、実は鉄道会社によっては、アプリで改札前の混雑状況をお知らせしています。便利! もっと早く知りたかった!
例えば「東急線アプリ」の場合、路線から駅を選び「混雑状況」を見るとこんな感じで表示されます。
駅構内のカメラで撮影されたデータを、プライバシー加工してこのように可視化しているとのこと。なんと1分おきに更新されています。
通常の混雑具合と比較したグラフも。田園都市線の三軒茶屋駅は普段から相当混んでいますが、今日はそれをさらに上回っていますね……。
東急アプリの「駅視-vision-」機能すごいな。改札口のカメラを匿名化して人の動きを色で抽象化して、パッと見で駅の混雑状況が分かるようになってる。例えば今は渋谷駅の人は少ないけど武蔵小杉駅は改札前で足止め食らってる人が多い、とかが分かる。
列車の走行位置や、何分遅れているかも見られます。これ乗り逃したら次いつ来るの!?とイライラしかけた時に参考になりそう。
「JR東日本アプリ」、「小田急アプリ」にも同様に1分おきに更新されるシステムが搭載されています。
事故や災害の後、状況は刻一刻と変わるもの。Twitterを見ると「これを信じて行ったら大混雑だった」などの報告もありますし、あくまで参考程度ですが、あるとちょっと安心できそうです。
他にも、「京急線アプリ」や「相鉄線アプリ」にも同じ仕組みが搭載されています。「東京メトロアプリ」では、このような改札の画像ではなく、列車ごとの混雑レベルを表示する形で確認することができます。
普段は乗換案内アプリで事足りると思っていましたが、意外にやるじゃん、公式アプリ……! よく使う路線のアプリはインストールしておくと、いざという時に安心かもしれません。