江戸時代のスイーツはどんな味?200年前の料理本レシピがクックパッドに

    江戸時代の味がお家で!「つくれぽ」も大歓迎

    オムレツ、かまぼこ、スイーツ――江戸時代の料理本に書かれた卵料理のレシピが、11月24日にクックパッドで公開されました。

    200年の時を超えて、当時の家庭料理をお家で楽しめますよ。

    国立情報学研究所、国文学研究資料館

    江戸時代のスイーツ「甘さスッキリ冷卵羊羹」

    今回のレシピ公開は、国立情報学研究所(NII)と国文学研究資料館が共同で取り組む、各種古文書の電子化プロジェクトの一環です。

    研究用にデータ化した江戸時代の料理本の内容を、現代向けのレシピに改変して紹介することで、より多くの人に実際に料理して楽しんでもらいたい――という狙いと言います。

    くずし字で書かれたレシピを現代向けに

    1795年刊行の料理本「万宝料理秘密箱 卵百珍」に記載された卵料理の中から5点を、「クックパッド江戸ご飯」のアカウントで掲載しています。

    江戸時代と今では、材料や器具、取り巻く環境も大きく違います。レシピ化にあたっては「容器ごと水で冷やす」を「冷蔵庫で2時間冷やす」と変更したり、「卵10個」を「卵5個」に変えて分量を調整したり、工夫が加わっています。

    クックパッド江戸ご飯 / Via cookpad.com

    こちらはオムレツ風。結構簡単に作れそう

    「つくれぽ」やアレンジも大歓迎

    BuzzFeed Newsが、レシピへの反響をNIIの広報チームに聞くと「公開当日から予想以上」。「公式Twitterでのお知らせが1000RTを超えて驚いた。研究機関なので普段は細々と……こんなことは初めて」と話します。

    日本古典籍データセット(国文研) / Via codh.rois.ac.jp

    原本画像はこんな感じ。Webで見ることができます

    レシピ形式で公開しているのは、原本の掲載料理107点のうち5点。調理の専門家のアドバイスなども必要なため、なかなか点数を増やすのは難しく、現状はこれ以上公開する予定はないそうです。

    加えて「卵せんべい」「かすてら」など15個の料理は、現代語訳した上で、写真なしの文章のみで調理手順を紹介しています。

    調味料の記載がない、調理器具が当時のまま、などそのままではレシピとして使いにくいですが、完成した料理を想像しながら作るのも面白いかも?

    「『つくれぽ』の投稿や現代風のアレンジは大歓迎。現代語訳止まりの料理に関しては、我々だけでなくみなさんでレシピを作り上げていければ。江戸時代の食文化や和食に興味を持ってもらえればうれしい」

    バズフィード・ジャパン ニュース記者

    Contact Haruna Yamazaki at haruna.yamazaki@buzzfeed.com.

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