トリリンガルラッパー/シンガーの“ちゃんみな”さんが3月19日、新曲「美人」の配信を開始しました。
現代の“美の概念”に対する違和感や皮肉が込められたHIP HOPチューン。
ちゃんみなさん自身、「初めて誰かを救いたいと想って書いた」とコメントしています。
17歳でデビューしてから、自らに向けられてきた容姿を値踏みされるような言葉。SNSでこの作品に込めた強い思いを明かし、共感を集めています。
「ちゃんみな最近まじかわいい」の裏で
この作品は4年前、17歳でデビューした頃の経験がきっかけになっています。
当時10代の彼女に向けられたコメントは、見た目を揶揄するものばかり。
そのストレスで体重が16キロも落ちた彼女にかけられた言葉は、辛い心情に反して「綺麗になった」でした。
「美人」の歌詞でも、そんな過去の記憶がこう書かれています。
ちゃんみな最近まじかわいい
私は忘れないあの嵐
あの時私はまだセブンティーン
あの時言ったよな
You can't be beautiful
You can't be famous
醜いブスが歌ってんじゃないよ
4年分の思いを込めて
「好き勝手言われた事を1人の女性として絶対に許してはいけない」「だから美人を作りました 4年間溜めてた思いです」
Twitterとインスタでは、当時と今の思いを吐露。ファンに向け、「自分の好きな美を自信持って表現してください」とエールを送っています。
2017年
世間に知られるようになってからすぐ
曲のコメント欄が殆ど
私の見た目に対する批判でした私は当時17歳でした
何をしても悲しい気持ちで
顔中がニキビだらけ
ストレスで体重が一気に16キロ落ちましたその時のコメント欄が
『綺麗になった』『ダイエット法を教えて』だったのを覚えています。これまでこういった発言を
SNSでしなかったけど
誰にどう言われようと
私はあの時毎日が絶望で
一言一言覚えてしまっている好き勝手言われた事を
1人の女性として絶対に許してはいけないだから美人を作りました
4年間溜めてた思いです伝わってくれれば
もしくは救われれば
あの時の私も救われますMVは刺激的なシーンもあるけども
10kg増やして撮って
その後15kg落として撮ってって
4ヶ月かけてやりましたもう2度とやりたくないけど
やってよかったと思っていますとにかく本当に
自分の好きな美を自信持って表現してください全国の美人さん
私も時間はかかったけど
今はとっても幸せです