路上から見上げると、なぜかいびつ。だけど、正面にある“ライバル店”の店内から見ると…!?
バーガーキングが渋谷センター街に掲げている屋外広告がSNSで大きな話題を呼んでいます。
こちらの広告、ハンバーガーの写真であることはもちろんわかるのですが、やや違和感です。文字も右上がりだし、レタスもはみ出している…?
この看板、実は「マクドナルド」に斜めに向き合うような場所に位置しているのです。同店の2階のイートインスペースにあがると……。
くっきりはっきり見える!!
あくまで「真っ向勝負」
もちろんこれ、わざとですよね? バーガーキングの担当者に意図を聞きました。
――下から見るとゆがんでいますが、これはあえてなんですよね?
ゆがんで作ったつもりはございません。 あくまで「正面から大勝負」の意思を示す広告となっています。
ずっと直火焼きにこだわってきたバーガーキングが新たに送り出した「BigBet」は、その初心に立ち返った、ジューシーでスモーキーなビーフ100%のハンバーガーです。
どのように感じられるかはお客様次第と考えております。
――要するにそれは、マクドナルドさんに対しての…?
そのあたりはご想像におまかせします。
「今日だけは憧れるのはやめましょう」
公式Twitterがこの広告を紹介する際のツイートには「今日だけは憧れるのはやめましょう」というハッシュタグが。
このセリフ、メジャーリーガーだらけのアメリカ代表に挑むWBC決勝を前に、大谷翔平選手が選手を鼓舞したあいさつからの引用です。
やっぱりめちゃくちゃマクドナルドのこと意識してる……どころか格上だって認めちゃってない!?
バーガーキングとマクドナルドは世界各国で熾烈なライバル争いを繰り広げており、ユーモアを交えて煽り合う広告は度々話題に。
日本でも2020年、秋葉原のマクドナルドが閉店する際に、すぐ近くのバーガーキングの店頭でお別れの言葉を掲示。
愛を込めた……と見せかけて、縦読みすると「私たちの勝チ」と勝利宣言になっている広告を掲示しました。
渋谷センター街のこちらの屋外広告は、4月13日まで掲示予定とのこと。
Twitterでは「攻めすぎw」「担当者何考えてるの??」「バーガーキングならやりかねない」「またイチャイチャしてる!」「ここまでくると仲良しじゃん」などの反応のほか、「これ見たさにマック行くやつ増えるやろ」「逆効果」というツッコミも寄せられています。