チョコバー「ブラックサンダー」シリーズの新商品「ブラックサンダー ダークマター」を有楽製菓が9月19日に発売する。価格は100円(税別)。
「社運を賭ける意気込み」で構想5年をかけて開発したというこの商品は、シリーズ初のロングタイプ。長さ12センチ、重さ56グラムの大ボリュームだ。
同社はBuzzFeed Newsの取材に対し、「通常の『ブラックサンダー』のノウハウを結集し、従来品とは違う上質な味わいと、しっかりした食べごたえを徹底的に研究した」とこだわりを話す。
宇宙空間に存在する正体不明の物質「ダークマター」をイメージしたチョコチャンクには、貴重なマダガスカル産カカオを使用。歯ごたえのあるアーモンドとともに、高級感のある味を楽しめるという。
「ロングタイプのチョコバーとしては後発になるが『負ける要素がない』と言い切れるくらい作りこんだ自信作」
これまでもユニークな商品名やキャッチコピーで度々ネットで話題になってきたブラックサンダーシリーズ。今回も「刺激的な響きでネットで話題にしてもらえれば」とネーミングの意図を語る。
「ダークマター」という言葉は物理学の用語であると同時に、ゲームや漫画、映画などにも度々登場する“厨二病”を感じる単語だが、何か特定の元ネタを意識したわけではないという。
「100円のお菓子というと、決して高級な価格帯ではないが、私たちが普段戦っているのは30円の戦場。30円の『ブラックサンダー』の3倍以上の価値を感じてもらわなくては意味がない」