オーディションで「なんてブサイクな…」と言われた。一流俳優たちが直面した「無礼な」発言

    メリル・ストリープ、エマ・トンプソン、リース・ウィザースプーン…。今第一線で活躍する俳優たちが、過去にオーディションで投げられた心ない発言について明かしています。

    Hannah Marder
    by Hannah Marder

    BuzzFeed Staff

    ※この記事は、体形批判やファット・シェイミング（肥満体形への差別）に関する記述を含みます。

    1. メリル・ストリープ

    Jack Mitchell / Getty Images

    映画『キング・コング』（1976年）のオーディションで、プロデューサーが「Che brutta（なんてブサイクな）」と本人の前で言い放ったという。

    それを理解したメリルは、イタリア語で言い返したとのちに振り返っている。

    Paramount Pictures / Courtesy Everett Collection

    ヒロインはジェシカ・ラングが務めた。

    2. アシュレイ・ベンソン

    Axelle/Bauer-Griffin / FilmMagic via Getty Images

    テレビドラマ『プリティ・リトル・ライアーズ』で有名なアシュレイは、過去に「太り過ぎ」だと言われた経験が何回もあるという。

    「ここ数年、よく言われるようになった。びっくりしたし、ガリガリの子がほしいの？とも思った。私は今の体に満足しているから、減量する必要はない」

    3. エマ・トンプソン

    Mark Sagliocco / WireImage via Getty Images

    キャスティング担当の男性からヌードシーンをやれるほど「魅力的ではない」と言われ、役がもらえなかったという。

    「裸になったり誰かに見られたりするために、見た目や体型を変えるつもりはない」

    Columbia Pictures / Courtesy Everett Collection

    映画『いつか晴れた日に』で、ヒュー・グラントの恋人役を演じたときは、彼より「ずっと年上にみえる」という理由で、役を外されかけたと明かした。

    トンプソンはグラントの1歳年上。

    4. ミンディ・カリング

    Gregg DeGuire / FilmMagic via Getty Images

    ミンディーは、コメディーショーに出演できるほど「魅力的ではない」「おもしろくない」と言われたという。

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    彼女はその後、世界的な人気を誇るコメディードラマ『ザ・オフィス』に出演した。

    5. リース・ウィザースプーン

    Alberto E. Rodriguez / Getty Images for the Hollywood Reporter

    過去に、若い女性を演じるには「知的すぎる」と言われた経験を、自身のInstagramで明らかにした。

    当時の年齢や役柄は公表しなかったが、投稿の最後には「20代で役がもらえず、シャワーで泣いた」とある。

    MGM / Courtesy Everett Collection

    リースが主演を務めた映画『キューティ・ブロンド』も、彼女が「気難しい」という理由で役を外されかけたという。

    6. プリヤンカー・チョープラー

    Emma McIntyre / Getty Images

    人種を理由に映画のオーディションで落とされた経験があると、2017年に語っている。

    「制作から電話で『どう言ったらいいのか……見た目が違う』と言われた」

    「私は『細くなればいい？腹筋が割れていないとダメ？』と困惑した」

    「するとエージェントが『インド系じゃない人がほしいみたい』と説明してくれた」

    7. オリヴィア・ワイルド

    Gregg DeGuire / WireImage via Getty Images

    オリヴィアは「歳をとりすぎている」という理由で、映画『ウルフ・オブ・ウォールストリート』の主人公の妻役に選ばれなかった。

    当時、主演のレオナルド・ディカプリオは37歳、オリヴィアは29歳だった。

    Mary Cybulski / Paramount Pictures / Courtesy Everett Collection

    妻役は、当時22歳のマーゴット・ロビーが演じた。

    8. ヴィオラ・デイヴィス

    Dan Macmedan / Getty Images

    過去に複数回、「魅力的ではない」「肌の色が違う」と言われた経験があるという。

    特に、ラブコメ系の映画で上記のような発言が多かったそう。

    「人種が（キャスティングの）基盤になっている」

    「肌の色がもう少し薄かったり、金髪、青い目、今よりつぶれた鼻をもっていたりしたら、今とは違うキャリアになっていただろう」

    「肌の色による差別、人種の違いについて話し合える。名前は明かさないが、いくつもの作品で怒りを覚えたし、心が折れたこともある」

    Mitchell Haaseth / ABC / Courtesy Everett Collection

    ドラマ『殺人を無罪にする方法』では、他の役者たちから、主役を演じるほど「美人ではない」とも言われたという。

    この記事は英語から翻訳・編集しました。  翻訳：アシュウェル英玲奈