夏といえば花火ですよね!!
少し変わった「花火」が、綺麗すぎるとTwitter上で話題になっています。
Twitterで話題の「花火」がこちら……!!

『宵花火』
練り切り製
包みぼかしと和菓子特有の伝統技法を用いてます。少量の白練り切りで包み中の色が透けて見える状態です。ヘラや押し棒で細工するとそこから色が滲み出てきます。
こちらは現在の販売しているデザインです。旧デザインとの違いは微差ですが仕上がりの雰囲気は大きく違います。
という説明と共に投稿された、このツイートは2万以上リツイート、7万4千以上いいねを集め話題となっています。
リプには「めちゃくちゃきれい」「もったいなくて食べられない」「やっぱり職人さんって凄い」など賞賛の声が寄せられています。
コンセプトは「夜空で花開く花火の美しさ」
中部地区の大規模な和菓子研究団体「名和会」で、毎月開催される勉強会での展示のために、考案したという『宵花火』。
その月の展示会のテーマが「花火」だったこともあり、花火がモチーフの趣向を凝らした和菓子が集まるなか、
「自分は頭一つ飛び抜けた綺麗な物を作ろう」そう思った三納さんは、「本物の花火の美しさと和菓子の美しさを融合させた、見た者を惹き付ける華やかさがある和菓子」を目指し、「夜空で花開く花火の美しさを表現」したと話します。
伝統技法「包みぼかし」

伝えたいのは「和菓子の日本の四季や文化を伝える奥ゆかしい美しさ」
最後に和菓子に馴染みのない方へのメッセージを尋ねると、三納さんはこう語りました。
「和菓子は洋菓子と比べられると地味なイメージを持たれる方も多いかと思いますが、和菓子には和菓子の日本の四季や文化を伝える奥ゆかしい美しさがあります。その魅力をこれからも発信していきたいです」
夏らしく、繊細で美しい和菓子に魅了されてしまいますね……!!
現在店舗はないため、イベント出店時のみの販売となります。次回の販売は、8月28日に、岐阜県本巣市で行われる予定です。