漫画家さんが投稿した、オリンピックのボランティアの制服案が、かっこよすぎるとTwitter上で話題になっています。
最強ボランティア、降臨。

笠×篭ボディバッグ
イラストには、それぞれのアイテムの詳細な説明が書かれています。
・笠
・麻タオルスカーフ:いざってときは裂いて包帯なんかにもできる
・軽量な篭ボディバッグ:救急備品が入っている
・竹筒模様タンブラー
・通気性がよく機能的なサルエルパンツ
・むくみを防ぐ加圧レギンス
・スマホとか地図入ってる
・インナーは通気性の良い綿か麻
などなど、和風テイストを取り入れたこちらの制服案。機能性を兼ね備えた、本格的なデザインになっています。
リプには「ボランティアしてみたい!!」「日本らしくていい!」などの声が寄せられています。
BuzzFeed Newsではこのイラストを描かれた漫画家の琥狗ハヤテさんに取材しました。
ーー何がきっかけで、オリンピックのボランティアの服装を考えようと思われたのでしょうか?
仕事の合間にふと思い立ちました。前衛的ではなくても、日本のデザインには古来から、機能的な衣装があるなと思ったのが始まりです。仕事柄、着物などを描くことが多いので、この服装を選んだのは無意識に近かったと思います。
ーーこのデザインを考えられる上で、大事にされた点やこだわりは何かありますか?
昔の間者をモチーフとしているのですが、彼らが身の回りのものをコンパクトにまとめ、かつ機能的な装備をしていることに注目しました。
同時に、海外の方にとってキャッチ―で、伝統工芸品や、日本らしい意匠のアピールにもなるかなと。
ボランティアさんの健康をできるだけ守りつつ、快適かつ楽しく活動ができるかなと思いました。
ーー琥狗ハヤテさんは、どのような東京オリンピックになってほしいと考えていますか?
スポーツの祭典ではありますが、同時に各国との文化交流も深められる機会かと思います。
海外の方々には、ぜひこの機会に日本のよき文化や独特の風土をたくさん知っていただき、楽しんでいただければなと思います。