フランス・パリのノートルダム寺院で2019年4月15日夜、大規模な火災が発生し、世界中の人々が悲しみにくれた。
800年以上のあいだ、パリの街を見守ってきたフランスのランドマークは、現在修復工事の真っ最中だ。
エマニュエル・マクロン大統領は火災後、修復工事完了の目標を5年以内と発表した。
急ピッチで進められる修復工事
800年以上の歴史の大聖堂とあって、工事の風景も圧巻だ
大聖堂のシンボルであった尖塔も火災によって崩壊した。
アーチ状の梁を支えるために取り付けられた木造の部品
朝日新聞によると、フランスの大手航空会社エールフランスは、修復作業に関わる人の航空券を無料にすると発表。また大手保険会社グルパマも、大聖堂で使われていた量に相当する木材の提供を表明するなど、各業界から修復工事への協力が寄せられている。