6月19日は「自由の日」。誰の「自由」を祝うか知ってる?
6月19日は「ジューンティーンス(Juneteenth)」別名「自由の日」。アメリカ国内のすべての奴隷の解放を祝う日だ。

2011年、デンバーで祝われた自由の日。パレードが始まるのを待っている男の子。
1865年6月19日、リンカーン大統領が奴隷解放宣言に署名してから約3年後のこの日。
テキサス州ガルベストンで、奴隷だったアフリカ系アメリカ人たちは、ついに自由の身になった。
1865年は南北戦争が事実上集結した年でもある。南軍のロバート・E・リー将軍は4月9日、正式に北軍に降伏した。
このニュースは南部全体にゆっくりと伝わり、テキサスの沿岸地域まで届いたのは1か月以上後、北軍のゴードン・グレンジャー少将が2,000人の連邦軍の占領部隊を率いて、ガルベストンに到着した時のことだった。
その時、グレンジャー少将はこの地域のすべての奴隷を事実上解放する、一般命令第3号を制定した。
「テキサス州の人たちは、アメリカ合衆国の行政機関の宣言に従い、すべての奴隷が自由であることを知らされた」ことになる。
1865年6月のこの出来事を記念し、6月19日の「 ジューンティーンス(Juneteenth、自由の日)」は、アメリカ国内のすべての奴隷の解放を祝う日になった。
この日は、音楽、ダンス、パレード、そして美味しい食べ物で街が溢れる。人生と文化を祝う、楽しい1日だ。
2021年6月17日、ジューンティーンスは奴隷制廃止の記念日として、新たにアメリカの祝日に制定された。

2015年の自由の日、デンバーのパレードに参加するダンスチーム。

2008年、ミス・ジューンティーンスに選ばれたレベッカ・ジョンソンさん。

パレードに参加する女の子。

2017年の自由の日。ボストン・フランクリンパークで70キロ以上のリブステーキやチキンを用意する男性。

2010年の自由の日。デンバーでのパレードで、アメリカ西部のバッファロー部隊を率いるジョナス・フェリックス氏。

2004年の自由の日、カリフォルニア州リッチモンドで祝日を楽しむ人たち。

2010年の自由の日。1941年製の消防車を運転しながら挨拶をする、デンバー消防署のケビン・ダンカン署長。

2010年の自由の日。デンバー・ウェルトン通りの様子。

2017年の自由の日。踊りながらデンバーの道を行進する地元ダンスチーム。

2012年の自由の日。デンバーのマニュアル高校から始まった行進。

2016年の自由の日。メリーランド州ディストリクト・ハイツでチェッカーをする人たち。

2015年の自由の日。デンバーでパフォーマンスを行うダンスチーム。

2017年の自由の日。デンバーでのパレードでパフォーマンスを披露する前、ラメ入りのアイシャドーを塗ってもらっている女の子。

2012年の自由の日。デンバーでのパレードに参加した、バラク・オバマ元大統領の支持者たち。

2009年の自由の日。頬にフェイスペイントをした女の子。

2015年の自由の日。ミス・ジューンティーンスに選ばれた、ショーンマレー・スウィンガーオーティーさん。

2010年の自由の日。ボストンでのお祝いに参加したいとこたち。
この記事は英語から翻訳・編集しました。