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黒焦げの地面、炭と化した木々… アマゾン火災の被害を写真で

「地球の肺」アマゾン熱帯雨林で大火災が続いている。その件数は今年に入ってから8万件以上。被害の様子を写真で伝える。

ブラジル・アマゾン川流域の熱帯雨林で火災が立て続けに発生している。地元宇宙開発機関INPEによると、今年に入ってから8万件以上が確認されており、昨年の同時期に比べ80%増だ。

アマゾンの熱帯雨林には、地球上のあらゆる生物種の10%が生息している。多くの二酸化炭素を吸収し、酸素を供給してくれるこの森は、地球規模の気候変動に対抗する重要な鍵でもある。

ブラジル政府は約4万4000人の部隊を導入し消火活動にあたった。火災による煙が、西半球最大の都市・サンパウロの昼をたちまち夜へと変えた。

この大規模森林火災の被害は国際的な注目も集め、フランスで開催された主要7カ国首脳会議(G7サミット)では、消火活動のためブラジルに合計2200万ドル(約23億2700万円)の資金を提供する合意に至った。しかし、ブラジルは資金の受け取りを拒否している。

「アマゾン熱帯雨林は地球全体にとって重要だ。我々は森林再生活動を支援できる。自然のバランスを尊重した経済発展のための手段を考えることもできる。だがブラジル政府が全てを破壊するのは見過ごせない」とフランスのマクロン大統領は語った。

黒い焼け野原となってしまった熱帯雨林。被害の様子を写真で紹介する。

Carl De Souza / AFP=時事

ポルト・ヴェーリョ近郊。地元農家のヘリオ・ロンバルド・ド・サントスが犬を連れて焼けてしまった森を歩く(8月26日)。

Joedson Alves / Joedson Alves/EPA-EFE/Shutterstock

ポルト・ヴェーリョ上空で撮影された空中写真。右側は完全に焼けきってしまっている(8月23日)。

Eraldo Peres / AP

ポルト・ヴェーリョ近郊。折れた木の根元にはまだ火がついている。周囲は煙で覆われている(8月26日)。

Victor Moriyama / Getty Images

ポルト・ヴェーリョ近郊。左側のエリアは全てが燃えてしまった(8月25日)。

Joedson Alves / Joedson Alves/EPA-EFE/Shutterstock

ロンドニア州の森林で焼け死んでしまったヘビ(8月24日)。

Carl De Souza / AFP=時事

ポルト・ヴェーリョ近郊(8月26日)。

Eraldo Peres / AP

ポルト・ヴェーリョ近郊の焼け跡を消防士らが歩く(8月25日)。

Aizar Raldes / AFP=時事

ボリビア、ロボレの森林に派遣された兵士たち(8月25日)。

Carlos Fabal / AFP=時事

ポルト・ヴェーリョ近郊で撮影された空中写真(8月24日)。

Carl De Souza / AFP=時事

ポルト・ヴェーリョ地区のアブナ。折れた木の中にも残り火が確認できる(8月24日)。

Bruno Kelly / Reuters

アマゾネス州の自治体、ボカ・ド・アクレにある森林(8月24日)。

Bruno Kelly / Reuters

同じくボカ・ド・アクレの森林(8月24日)。

Victor R Caivano / Victor R Caivano / AP/Shutterstock

ポルト・ヴェーリョ近くで、黒焦げの地面に折れた木が横たわっている(8月23日)。

Carlos Fabal / AFP=時事

同じくポルト・ヴェーリョ近郊。小屋だけが取り残されている(8月24日)。

Bruno Kelly / Reuters

ボカ・ド・アクレの森林(8月24日)。

Bruno Kelly / Reuters

同じくボカ・ド・アクレの森林で、倒木から炎が上がり続けている(8月24日)。


この記事は英語から翻訳・編集しました。 翻訳:髙橋李佳子