1. 異端者のフォーク
2. ユダのゆりかご
3. ネズミ拷問
4. ファラリスの雄牛
5. キールハウリング
6. 皮剥ぎ
7. 鉄の処女
主に宗教裁判と関係する、「鉄の処女」は 棺型の装置で内側には釘がびっしりと仕込まれている。犠牲者が空洞の中に入れられると、刑執行者が犠牲者の背後から扉を閉める。この装置がこれまで使用されたかどうかについて疑念を呈した人はたくさんいるが、この装置が囚人たちに植え付けたであろう恐怖は想像に難くない。
「スカフィズム(スキャヒズム)」や「ファラリスの雄牛」、「ユダのゆりかご」など世界の残酷な拷問や怖い性拷問の器具や種類を集めました。女性を対象としたものから中国で行われた処刑方法や、車裂きなど中世で行われた拷問も紹介。
主に宗教裁判と関係する、「鉄の処女」は 棺型の装置で内側には釘がびっしりと仕込まれている。犠牲者が空洞の中に入れられると、刑執行者が犠牲者の背後から扉を閉める。この装置がこれまで使用されたかどうかについて疑念を呈した人はたくさんいるが、この装置が囚人たちに植え付けたであろう恐怖は想像に難くない。
ブレスト・リッパーは、中世ドイツで使用された恐ろしい装置で、女性の乳房をもぎとるためのものだ。通常はこの装置を使用する前に熱するか凍らせてから女性の乳房に固定し、そこからグッと引き離す。
別名を「千の切り傷による死」という凌遅は、14世紀の明朝時代に定着した。最も重大とされた犯罪に適用された刑罰であり、長い時間をかけて身体を切り刻んでいくのが特徴。
スキャヒズムもこのリストに挙がる他の拷問方法と同じくらいおぞましい。この 古代ペルシャで行われていた拷問方法では、犠牲者が下痢するまで、大量の牛乳とハチミツを無理やり食べさせる。その後身体にハチミツをすりこまれ、ボートに縛り付けて漂流させると、虫にたかられる。もし虫に食い殺されなくても、脱水と体調悪化、自分の排泄物にまみれて溺れ死ぬショックで死に至るだろう。
歴史的説明では、ザ・ブーツを「世界一非情で残虐な罰」としている。この方法では、鉄製または木製のブーツを犠牲者の足にはめ、足とブーツの外側の間に頑丈なくさびを差し込む。大槌で大打撃を与えると、くさびがブーツに深く食い込み、犠牲者に耐え難い激痛をもたらす。
スコールド・ブライドルは、不貞や売春、魔術の罪に問われた女性たちに公衆の面前で恥をかかせ、拷問するために使われた。犠牲者の頭に鉄製のマスクをかぶせて鍵をかけると、先の尖ったマウスピースがあるため装着者は全く話すことができなくなる。
19世紀の中国で不運な人々を尋問する際に使われた。この刃物だらけの椅子に拘束された人は皆、ゆっくりと痛みと共に死んでいく。幸いにも、 専門家たちは今では この拷問椅子は死刑の道義というよりは、むしろ権力の象徴であった可能性が高いと信じている。
拷問台は中世ヨーロッパで最も知られた拷問方法の1つだ。足首と手首を装置に縛りつけられた犠牲者に対し、2人の刑執行人が拷問台のギアをクランクで回転させる。ゆっくりと、機械は犠牲者の四肢を逆の方向にたぐり寄せ、やがて四肢はバラバラに分断される。
中国の水拷問では、犠牲者を水滴がゆっくりと絶え間なくしたたる場所に長期間置く。犠牲者の額にゆっくりと落ち続ける水滴は、最終的に犠牲者から完全に正気を奪い去ってしまう。
この中世の装置では、 回転する大きな車輪に縛り付けられた犠牲者を目がけ、刑執行人が巨大な鉄のハンマーを振り落す。この陰惨な見世物は娯楽と考えられており、町の住民たちがこぞって集まり見守る中で執行された。