歌手のジャスティン・ビーバーが、15歳の頃に受けたあるインタビューが、今ネットで話題を呼んでいる。
10代の頃からYouTubeで歌手活動を行っていたジャスティンは、その才能を見出され、2009年にデビューEP『My World』をリリースした。
ジャスティンは同年、カナダのテレビ番組『the special』のインタビューを受けた。
インタビューでジャスティンは、カナダ出身のジャーナリスト、サンディー・リナルドと対談。世界的スターへとのぼりつめた自身の経験を振り返っている。
すると、インタビュアーのサンディーが、ジャスティンの成功の理由は「ただ売り込み戦略がうまかっただけだ」と主張。こう続けた。
ジャスティンは、サンディーの考えを否定した。
小さい町出身の有名人はほかにもいると主張するサンディーに、ジャスティンはさらに反論した。
「つまり君は、自分は世界的な名声を得たと言いたいわけね?」そう尋ねるサンディーに、ジャスティンはにこやかに答えた。「そうだよ、サンディーさん」
インタビューから14年後の、2023年。英語圏のX(旧Twitter)上で、「忘れることのできないセレブのインタビューは?」というトレンドが生まれ、ジャスティンの同インタビューが2400万回再生を記録した。
当時15歳のジャスティンに対する、サンディーの無礼な態度に批判が集まっている。
💬「サンディーは、なぜ子どもに向けてこんな話し方をしていたの?」
💬「この動画をみた今ではジャスティンを尊敬する。インタビュアーのコメントはひどすぎる。きっとジャスティンに嫉妬していたのね」
デビューまもない頃のジャスティンは、しばしばメディアから失礼な質問をぶつけられていたと共有するファンもいた。
💬「ジャスティンは、子どもの頃からこの業界でいろんなことを経験して、ネット上でいじめも受けていた。そのことを考えると、心が痛む」
ほかのファンは、サンディーに対するジャスティンの返しが見事だったと賞賛した。
💬「15歳にしては、歯切れのいい物言いをするね」
💬「最後の『そうだよ、サンディーさん』は、サンディーをイラつかせる気満々で言ったのね」
この記事は英語から翻訳・編集しました。翻訳:筒井華子