「お菓子あげるからおいで」
アメリカ・ミシガン州デトロイトを拠点とする「Detroit D.U.S.T.(デトロイト・アーバン・サバイバル・トレーニング)」は、万が一のとき危険から身を守る護身術を紹介しています。
車に乗った不審者に声をかけられたとき、子どもはどう対処すればいいのかを解説した動画は、TikTokで15万回以上再生されています。
動画にはブラウン指揮官の娘インドリアちゃんも出演し、車に乗った不審者からの逃げ方を実演しています。
車がバックすると、そこにはブラウン指揮官が待ち構えています。
「車の進行方向とは逆に逃げる。これを徹底してください」
「危ないと感じたら、叫びながら全速力で逃げてください」
動画には、参考になったというコメントが👇
「この動画を作ってくれたことに感謝。子どもが安全でいられる方法を教えてくれてありがとう」
一方でこんな疑問を持つ人も👇
「もし車から大人が降りて、子どもを誘拐しようとしたらどうするの?走って逃げても大人のほうが速いし」
ブラウン指揮官は、別の動画で「子どもが無理やり車に乗せられたとき」の脱出方法も紹介しています。
動画はTikTokで6万回以上再生されています。
ポイント1「スマホやゲームなどの『ながら歩き』はしないこと」
手元に集中している子どもは、絶好のターゲットになってしまいます。
事件だけでなく事故から身を守るためにも、ながら歩きをする習慣はつけさせないようにしましょう。
「(周囲の状況を把握できれば)自分を守れる確率が上がります」とブラウン指揮官は動画で語ります。
ポイント2「車に乗せられたら、反対側のドアから逃げる」
「車が故障していると見せかけ、子どもを狙う可能性もあります」
「車に乗せられたら、誘拐犯の急所(顔や腹など)を蹴り、素早く車の中を通り抜け、反対側のドアから安全なところに逃げます」