アメリカ・カリフォルニア州のディズニーランドで22日(現地時間)、ナイトショー「ファンタズミック!」の最中に火事が起きるアクシデントがありました。
燃えたのは、高さ約14メートルのドラゴン。口から火を吐く仕掛けがあり、何らかの形で火が本体に燃え移ったとみられています。
CNNの報道によると、「22日の夜に行われた『ファンタズミック!』のショー中、ドラゴンのセットが燃えた。火は、地元アナハイムの消防団によって消し止められた」といいます。
その場にいた来場者が撮影したTikTok動画には、燃えるドラゴンの横に立つミッキー・マウスの姿が映っており、多くのコメントが集まりました。
「ミッキーも二度見」
「ミッキーの魔法、恐るべし」
「ミッキーがどうやって避難したか知りたい」
動画の投稿者はその後、ミッキーが舞台から避難する様子も投稿しました。
燃えているドラゴンを見上げた直後、ミッキーは大きくうなずき、せりで舞台の下に移動しています。
アナハイム警察の代表ジョン・マクリントック氏は、NBC Newsに火事の原因は現在調査中であり、けが人はいないと話しました。
UPDATE
CNNによるとディズニーは24日、「『ファンタズミック!』に類似している火を扱うセットの使用を一時的にやめる」と発表しました。世界各国のパークに向けても「十分に注意する」よう呼びかけたとしています。
フロリダ州にあるディズニー・ワールドのパークの1つ、ディズニー・ハリウッド・スタジオの「ファンタズミック!」にもドラゴンが登場しますが、火を吐く仕掛けがディズニーランドのものと異なるため、ショーは中止しないといいます。