4月27日、韓国の文在寅大統領と金正恩・朝鮮労働党委員長による南北首脳会談が「平和の家」で始まった。
2018年の歴史的な会談として、2018mmの幅があるテーブルを挟んで行われている南北首脳会談。
金正恩・委員長が平壌冷麺について語る場面もあった。
「今日の晩餐(ばんさん)会のメニューについていろいろ話があるようですが、平壌から苦労しながら平壌冷麺を持ってきました」
そして、笑顔を見せてこう続けた。
「文大統領が気軽に、平壌冷麺を召し上がれるよう遠いところから……遠いと言ったらだめか(笑)。おいしく召し上がっていただけると嬉しいです」
韓国のネットでは、「平壌冷麺」がTwitterトレンドの1位になるなど、話題になっている。
「平壌冷麺が食べたい」
「ニュース:南北首脳会談、Twitter:平壌冷麺」
「平壌冷麺も私たちの民族だった」
「(北朝鮮側は)平壌冷麺作りの名人も連れて来ているから、その人を帰らせたら駄目」
「冷麺が好きな人(文大統領)のために製麺機まで持って来たニュースを聞きながら、自分の人生の中で誰かのために同じようなことをしたことがあるか、振り返ってみた」
平壌冷麺を提供しているレストランや食堂が大行列になっているところもある。
「文大統領と同じメニュー(平壌冷麺)が食べたくてめっちゃ並んでいる」
時事通信によると、韓国大統領政府は24日、南北首脳会談の晩餐会で「(北朝鮮の有名店)玉流館の平壌冷麺が良い」という文大統領の提案で、提供されることが発表されていた。
北朝鮮側は、できたての冷麺が「平和の家」に届けられるよう、玉流館の首席料理師を派遣し、製麺機を北朝鮮側施「統一閣」に設置することにした。
出来たての冷麺を「平和の家」に届ける計画だという。
(サムネ:AFP=時事 / 김 성삼 / Creative Commons / via https://www.flickr.com/photos/94851295@N03/11081639576/in/photolist-pn3x7w-9QQ6Yy-7gNZ7o-6Vtxpf-hTfinj-fHbKxJ-kPVweb-kPVqE5)