「僕とおばあちゃんとの約束の桜」。見た瞬間になぜか涙がでちゃう不思議で温かい写真

    見ているだけで、たくさんの感情が込み上がってきます。

    ポートレート写真を撮影するのが大好きな、岡山県在住のYasutoさん(34)は、出張で九州に行く前の昨年6月に祖母ととある約束をしました。

    「岡山県に帰ったら、桜と撮影に行こうな」

    そして、1年後の桜が舞う4月に、Yasutoさんは祖母との約束を果たしました。

    この一枚の写真に心を動かされたという声が、TwitterInstagramで多く寄せられています。

    @yasuto8888 ( ´•̥̥̥ω•̥̥̥`)自分のおばあちゃんじゃないけれど… なんだか胸がきゅうっとなって涙が出そうになる、素敵なお写真ですね。

    写真見ただけで涙出てきたのは生まれて初めてですわ(´;ω;`) https://t.co/NqY7him2O9

    正直なとこ言葉が出ない。 凄すぎる。一枚の写真でここまで色々な感情が伝わってくることない。 人に伝わる写真ってこういうことか。。。。。 https://t.co/c33uZoShPu

    なんだろう… 涙が出ちゃう… 優しい世界だなぁ…( ∩︎ˇωˇ∩︎) https://t.co/9aj2jkurKf

    家族の写真を撮りたい、と思うようになった人々もいます。

    やばすぎる。こんな写真撮ってみてえ。てか、一回は家族の写真は撮りたいな。 https://t.co/m0q7xwExCQ

    撮影のきっかけについて、Yasutoさんに聞きました。

    岡山県で桜が満開になる4月2日、Yasutoさんは仕事を終えた後に、祖母や実家で飼っている柴犬・福ちゃん、家族で撮影しに行ったそうです。

    祖母との約束について、こう話します。

    「2015年にポートレートが大好きだったおじいちゃんが亡くなりました。その時のお葬式で、おじいちゃんが遺影を自分で撮影したのをしり、僕は後悔しました」

    祖父に恩返しはできないけど、恩送りはできる。それがきっかけで祖母のポートレートを撮り始めたとYasutoさんは話します。

    「あの日あの時あの人に……そんな1枚を撮りたい。この思いで、シャッター押しています。それは、おじいちゃんが僕の幼い頃をフィルム写真で、沢山のこしてくれていたからです」

    撮影した写真を祖母がパソコンで見たとき、「うわー、福ちゃんとはなししとるみたいじゃなー」と喜んでいたそうです。

    「撮影のあとに、人生1度も行ったことがない醍醐桜にも行きましたが、『ありがとう』と言ってくれました」

    ネットでの大きな反響にYasutoさんは驚きながらも、「少しでも沢山の方が、家族を撮影してくれたらな」と願っています。